51qpo16dr9l

コメント

奇妙な小説を読みたいならまずこちら。シュルレアリスムの先駆けとなったこの小説は、澁澤訳で以外に読みやすい。自転車好きのジャリは機械になりたかったのかしら?

読者

Cd03bf38 93f6 4cf9 9bd1 52c04421f2b7

新刊

漫画家本vol.10 浅野いにお本

漫画家本vol.10 浅野いにお本

D5457f7c 4637 462f 88e8 e397e32ae453

Takuya Yamamoto

島根県/双子/福祉職→総務課 本…

学生の頃にたまたま手にとった浅野いにおの短編集。あの頃から大人になった今でも心を支えてもらっているように思う。 あの時読んだあの漫画が他の人にはどう読まれてたのか、作者はどんなことを考えて描いていたのか。自分が感じた以外の何かを1冊の本を通して知ることが出来、嬉しい気持ちになった。

約2時間前

ヒトラーのモデルはアメリカだった――法システムによる「純血の追求」

ヒトラーのモデルはアメリカだった――法システムによる「純血の追求」

0394d359 3fef 483c 8570 6ae519a5118e

fuku

設計事務所勤務ゴミリーマン/元ク…

ナチスがユダヤ人を諸権利の剥奪を明確に規定したのはニュルンベルク法で、これは天下の悪法とされている。悪法も法なりというやつで、通常の法制定同様、制定や施行までにはさまざまな議論があったらしい。つまり、それまでに存在した同様の法律を参考に議論が繰り広げられたのだそうだ。 が。当然ながら、ドイツにはそんな法律は存在しなかった。だからこそ作らにゃならなかったわけだから。そしたら、諸外国の法を参照するほかない。しかし、そんなひどい法律に参照すべき前例などあるのだろうか。ハンムラビ法典みたいな太古のものでなく、近代の法制度でそんなもんがあったのだろうか。なんとそれがあったのである。著者が紹介するナチスの議事録にははっきりと書かれている。やがて敵国として戦うことになる自由の国、アメリカの法律であった。 アメリカは自由の国なんかではなかった。奴隷制が廃止されてからも、アメリカはアパルトヘイトのような人種ごとの分離政策がとられていたゴリゴリの人種差別国家であった。無論取りようによっては今でもそうだ。 しかも、ナチスの法制定者たちがあまりに厳しすぎるというほどに人種差別のルールが徹底していたというのである。ニュルンベルク法制定当時、ユダヤ人の明解な定義はできるだけ狭いものにすることが求められたのだけれど、アメリカではワンドロップルールというのがあって、一滴でも異人種の血が入っているとされれば、もはやその人はどんなに白くても白人ではなかったという。 もちろん、こうした法制度が参考にされたからといってナチスの戦争犯罪がアメリカの責任になるわけじゃない。 だが、しかし。アメリカに根深く巣食う人種差別はナチスに勝ってからなくなったのか? そうではないことはご覧のとおり。 エリック・リヒトブラウの『ナチスの楽園』でも取り上げられたように、ナチスの高官や科学者が戦後アメリカに多数移住することができたという事実同様、そうした恥ずべき歴史を直視することも時には必要なことなんだろう。

約2時間前