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兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予... 続き

コメント

遺伝子の分析を行う会社で働く泉水には、春という弟と、素晴らしい父がいた。彼らが住む街で起きる連続放火事件と、街に描かれるグラフィティアート。泉水は春の勧めでこうした事件の解決に乗り出す。

事件の真相は比較的わかりやすく、複線回収の爽快感はやや弱め。でも、「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」という台詞を始めとした、物語の根底にある明るい人生観は、読んでいて良いなあと思える。
「世の中の悲劇は、一般人の勘違いと政治家の自信から起きるんだ」「人間と動物の違いは、物事に意味を求めるかどうかだね」など、素敵な台詞が多い。

その他のコメント

「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
遺伝子を、血の繋がりを、超える愛。

「春が二階から落ちてきた」
この文章のためだけに本を開いて、この文章のためだけに読み進められる。
出てくるの冒頭だけど。

読者

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伊坂幸太郎の本

フーガはユーガ

フーガはユーガ

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三才

メールを送るのが仕事です。

読み進めると、ああこの人はこういう話を描くんだった、とどんどん読むスピードは加速し物語に引き込まれる。乾いた暴力と後半の畳み掛ける展開、読ませる力すごい。 あとこの表紙がすごく好き。

約2か月前

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首折り男のための協奏曲

首折り男のための協奏曲

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しつちょー。@書店員

かけだし書店員

最後に向かって、 バラバラだったものが収束するような物語ではないけれど、 1つ1つがしっかりおもしろい連作短編集でした。 途中、あまりのストーリーの完成度に脳みそがじんわぁ〜ってなりました。 めっちゃいい映画観たときみたいな。 無理矢理というか、 こじつけというか、 一見そんな風にも見えるんだけど、 全然そう感じさせないのが伊坂さんの文章力。 登場人物たちのセリフの書き方が映像的でいいなぁ。 「時空のねじれって、あると思うか?」

4か月前

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