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コメント

世界は想像だにせずほど、至極、単純。モノとコトがある。以上。ダン。

世界の複雑さは決してそこにあるのではなくて、むしろこちら側にある。というか人間がその世界の一部であるがゆえに厄介。

金閣寺の「私」は拗らせてきた人間の典型だ、などと考えると見誤る。多かれ少なかれみな拗らせてきた、ぼくたちわたしたち。AというとBになり、コーヒーといえばお抹茶になる。美しさは醜さで、潔さはスティッキーな女々しさだ。決してヒューマンビーイングではなく、「人」としか言いようがない存在。群像がややこしいのではない。人は群れなくてもややこしい。

最後のタバコをふかすシーンはなんて素晴らしいんだろう。金閣を燃やして得たものは、罪悪でも、自暴自棄でもなく、純粋な世界に対しての自信だった。

その他のコメント

重い
何度も読み返してより深く理解したい。きっと三島作品でいちばん好きなものになる。

主人公・溝口は幼い頃に父親から、見たこともない金閣寺の美しさを、世界一のそれだと教えられてきた。
それ以来、彼の心は金閣寺一色に染まる。
そして、金閣寺のそれが彼の全ての美意識の基準となる。

溝口の想像力を余すところなく吸い続け、豚のように肥大した想像の中の金閣寺は、悉く溝口の日常を前に燦然と立ちはだかってビクともしない。

特に、童貞をコンプレックスとする作者同様の悩みを持つ溝口。
彼の中の金閣は、それでも女性美をすらただの肉塊と化させ、路傍の石ほどの価値にしてしまう。

金閣寺は彼を縛って離しはしない。
世界は認識ではなく行為によって変化すると説く溝口。
次第に彼にとって美そのものが怨敵と成り果てた時、彼は決意する。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
日本人には特有の【破滅への美徳】があるという。

この金閣寺に、それが良く表れている。

読者

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土川 正夫

よろしくお願いします。

覚悟を決めて油断せず一生懸命奉公に励め!というのがエッセンスかな?

約1年前

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0037 2018/07/12読了 婦人科の待合室で読むべき本ではなかったかもしれない… 不倫はいつの時代にもありますね。 上流階級の人の贅沢な悩みですね…。

1年前

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永すぎた春

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なおちゃん

なおちゃん25歳!!

倦怠期のカップルが結婚するまでの話。 なんでもない話だけど、現代と違った常識とか、話し方とかが面白くて一気に読んだ。 郁雄と百子の感情の描写だけやけにリアルで詳細で、登場人物はそれなりに多いんだけど2人が際立ってた。 好きな小説。

約2年前

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沈める滝

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イトウ

学生

血統の良いモテモテの男が俗世間と隔絶した場所にいく、というのは源氏物語みたいだと思った。三島由紀夫は綺麗だけどくどくない。

約2年前