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帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をする――。東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立... 続き

コメント

認知症のお父さんを内側から書くのは、最初の章の最後の数行、幼かった頃の娘の感触のぼんやりした記憶…、その娘達の枕元のおしゃべりに送られて、お父さんが旅立つまでの数年。介護は大変、介護は辛い、でもそれも込みの人生の肯定。

その他のコメント

父親が認知症になりその家族の10年間を描いた作品
物語が進むにつれてシリアスさが増し、でも家族のつながりは強くなり、大変さはもちろんだけどそれだけではなく温かさがちゃんとある作品

テーマは重いが読後感は爽やか。

読者

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中島京子の本

おいしい記憶

おいしい記憶

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ひで

とある会社のIT担当者でしたが、…

読んでいて、お腹が空くという感じまではいかなかった。珍しい人の文章が読めるので、興味を持って読み進められた。

約1年前

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均ちゃんの失踪

均ちゃんの失踪

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hito.N

小泉今日子さんの書評集を読んでどうしても読みたくなった為図書館で借りて読む。予想外の展開がズンズン進んで行く。女たちの強さが気持ちいい。いつのまにか、応援している本でした。

1年前

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ゴースト

ゴースト

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Ken Gauteau

Editor,

どの短編も、怪奇現象に立ち会っていながら、主人公達が怖がっていないという点で、晩年の人間の記憶の自由闊達さを描いた吉田健一の「怪奇な話」とも似ている。山を動かす魔法使いも出てくる「怪奇な話」よりも、さらにこの本は、青年や中年の記憶にも出てきてくれそうな、普通の、ありうる、ひどく納得できる心惹かれるゴースト達が登場する。都市や記憶のそこかしこに私達の意識がグッと引きずり込まれる一瞬を描くのが本当に上手い。

約2年前

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妻が椎茸だったころ

妻が椎茸だったころ

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Ken Gauteau

Editor,

この小説集は奇譚ではなく、リアリズムだと思う。例えばこの本冒頭章の、アメリカの老夫婦と生半可な英語の日本人のやりとりの叙述は「スーパーリアリズム」の域(自分の英語を省みられて苦笑が止まらない)。最終章の梅酒(ああ、美味しそう)や、(珍しい)濡れ場の叙述もそう。したがって、本書の主題章で、妻が椎茸であるというのも、至ってリアルな話であり、凄く良い小説です。僕も(たまにですが)、原木の上、僕の横で風に揺れている「もう一つの椎茸」と、お料理を作っています。

2年前

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