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解離性同一性障害。つらい現実から身を守る為に、解離をする。そして、自分とは正反対の別人格が現れる。しかしその間の記憶を本人は失い、結果的に別人格の起こした行動によって本人は苦しみまたつらい体験へとつながる。

著者はオビで「あまりに文学的な病いである」と述べている。

なるほどたしかに文学的で誰でも陥りやすい恐ろしくて悲しい病いだと痛感した。

人間とは何か、何をもって個人といえるのか、という普遍的なテーマを解離性同一性障害をモチーフにして語られる作品。

旦那さんの視点から、奥さんへのいろんな気持ちが伝わってきて、何度も泣いちゃいました。いわゆる多重人格を中心にした物語ですので、難しい表現も出てきますが、本当に面白い。人格それぞれにドラマがあって、感情が振り回されます。
イッキ読みするとそのあとしばらく体に力が入らないかもしれませんのでご注意下さい!

読者

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