415kysvyizl

もしも二人に、別の物語があったなら……一枚の絵をめぐる哀切のラブストーリー。旅先の美術館で突然再会した一枚の絵。一糸まとわぬ姿で軽やかに階段を下りてくるの... 続き

コメント

終盤の過去の夢想からラストシーンはとりわけ切ないけれど、読後はすっきりとした気分。落ち着いた気持ちになる。
個性的な登場人物ばかりで終始飽きずに読了。
「行方不明の美術作品」。解説では、ドイツでは過去に多くの美術作品が略奪されたり、ユダヤ人の財産が没収されたことから、よくある題材なのだと。そう言われれば確かにあれもこれもドイツ(周辺)

なんだかんだで邦訳は全部読んでる作者の作品ということで手にとってみました。主人公はフランクフルト在住の初老の弁護士。仕事で訪れたシドニーでたまたま空き時間に入ったギャラリーで過去に因縁のあった「階段を降りてくる裸の女」の絵を見てしまったことから帰国を無断で切り上げ、作品の所有者を突き止めて…という話。絵のモデルとなった女、画家、この絵を描かせた女の夫である実業家、と主人公の登場人物はほぼ四人だけ。しかも八割がたはシドニー近郊の船かヘリで無ければアクセスできない海のほとりで主人公と女の二人だけというかなり静かな作品。しかしミステリの要素もあり後半のあったかもしれない過去と現実が入り交じったストーリー展開もあって飽きずに最後まで読むことができた。面白かったけども何か不思議な作品。

読者

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ベルンハルト・シュリンクの本

週末

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

「朗読者」をベストセラーにしたシュリンクの作品。 恩赦で20年以上収監されていたドイツ赤軍派のテロリストが出所してくる。 姉が昔の知り合いを集め、出所後初めての週末を郊外の館で過ごすのだが、というお話。 出所してきた男は自分が収監されるきっかけの裏切り行為を暴きたくて、昔の赤軍仲間はそれぞれ転向していたり、主人公を新たな闘争のシンボルにしたい若者がいたり等々、一筋縄ではいかない「週末」が描かれています。 正直なところ「朗読者」のようなシンプルなストーリーとは真逆の冗長な作品で、かつ登場人物が多いために散漫だなという印象を受けました。しかしながらこれはこれで自分は楽しめました。

約3年前

朗読者

朗読者

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FUMIE

ヘッポコ図書館司書 本の中では漫…

人が不幸になる理由は限りなくあるが、幸せでいられた時間、いられるはずだった時間が失われた理由が残酷だ。

3年前

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