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コメント

離陸。彼、彼女達の突然の死と不在を掌にじっと握るうち、語り手たる佐藤弘、サトーサトー、イローはその比喩に到達する。
文庫帯文にある彼、佐藤本人の言葉にあるように
'' 距離というものは、自分とどこかにいる人との位置関係にすぎないのではないか。相手がいなくなれば、二点のうちのひとつが消える。距離も消える。消滅する。''
サトーサトー、佐藤、イローにとって彼、彼女たちはいなくなったのではない。離陸したのだ。まだ距離は存在する。消滅などしていない。いつか近づける。そばに行ける。その願い、祈りは確かに胸を打つ。

のだが、のだけど。

その他のコメント

これまでの作品とは少し違い、村上春樹っぽい感じでした。でも違うかな。

「離陸」という発想は素敵だと思いました。

読者

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9か月前

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昔の記録に

東京生まれの自分にいまひとつ自信が持てないラジオのアナウンサーが北関東の群馬に心機一転してFM放送に再就職。そこで起こる日常を描いた作品、「ラジ&ピース」と、男と女の関係の妙を女の側からある意味本音で見せた「うつくすま ふぐすま」の2本の短編集です。 絲山さんは他者との関係性の微妙さを描き続けていると私は思っているのですが、今回はその他者が飲み友達だったり、同僚だったり、昔の彼氏だったりするのですが、今回はさらにその上に匿名の不特定多数のリスナーを相手としているところが今までと大きく違うところだと思います。それだけに意欲作ともいえると思います。もちろんいつもの絲山さんの文章ですから、非常に読みやすく、それでいて気持ちの良い距離感があります。しかし、私には閉じた関係、2者か3者くらいがやはり面白く感じられます。 それでもラジオのパーソナリティの特異性というか、可能性を感じさせる出来栄えに、また現代日本の女性の生態にリアリティがあり、スマートでそしてちょっと変わっていて、良かったです。主人公の野枝がラジオという媒体の内向きか、外向きかに気付かされる場面は好きです。 また、短いながらも「うつくすま ふぐすま」も本音と、男気ある女の生態がストレートに語られていて良かったです。飾らない言葉と態度が微笑ましいですが、昔からきっと女の方が男気あるんですよね。最後のセリフがあまりに凄くて私は好きです、たとえ言われる側に立っていたとしても。 現代の女の生態(のひとつであることは間違いない)に興味がある方に、ラジオが気になる媒体だ、という方にオススメ致します。 2008年 11月

9か月前

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逃亡くそたわけ

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suzu

フリーペーパー作ってます /

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9か月前