コメント
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ジャンル問わず |
小説の始まりは有名だけど、小説の最後も衝撃的だった。直接的な表現はないのに、男女のつながりがしっとりと感じられた。駒子の睫毛が印象に残ってる。
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小説が好きです。 |
肝心な事は表現しない。浮き彫りみたいな小説。とりとめないけど、表現が綺麗ではっとさせられる。著者は「底」が好きなんだな。
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東京3年目。会社勤めも3年目 |
漂う雪国のキンとした空気と端正な美しさ。日本人らしい婉曲な叙情表現がいい。
最初の一文しか知らない人は、ぜひ二文目を知ってほしい。トンネルの先に見えたのは日の光に輝く白銀の世界ではないのだから...。
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58人 |
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反橋・しぐれ・たまゆら
反橋三部作と20年後の隅田川は、まるで能曲か謡曲のように不思議な幽玄さを秘めた作品。母なるものへの旅と解いた竹西寛子氏の解説もいい。この13の短編集の中では、たまゆらが好きになった。曲玉のさえずりを聞いてみたい。 |
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たんぽぽ
人体欠視症?川端という作家は本当に幻惑的で官能的な作家だ。可憐な題名がトリックのような小説。 これが書き上げられたのは昭和47年、この時代はこのような表現が、まだ出来たんだな。未完で終わったのが残念、稲子の母と久野はこの後、どうなったんだろうか。 |
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名人
実際に本因坊の引退碁を観戦し、感銘を受けた川端が、死に向かいながら対局する名人と周囲の人びとを描く。これは囲碁でなく将棋では、どうだったろうか。 |
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伊豆の踊子・温泉宿 他四篇
伊豆の踊子を一度は読んでみようと購入しました。 |