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「ぼくは・きみたちが・すきだ」というツイートを見て「お、久しぶりに」と思って開いた。高校時代の国語の授業のテキストとして使われた、ぼっろぼろの、こっ恥ずかしい書き込みがたくさんされている文庫本。これ授業でやって、村上春樹にはまって、どんどん本読むようになって、という思い出深い一冊。久しぶりの再読は(いつ以来だろう)やっぱり面白かった。ぼくは・きみたちが・すきだ。大切で切実な祈りの言葉として僕ももごもごと唱えていきたい。

何が面白いかと聞かれると答えに困るけれど、夏になると無性に読みたくなる本

一回読んだだけじゃとてもこの作品は理解できない
そもそも何回も読んでも理解できるかも疑問だけど、また読んでみたいと強く思う作品でした

ちょうど良い濁り具合。村上春樹の作品は少し読んで遠回りして行き着いた処女作。クスリとくるユーモアや飄々とした生活に惹かれる。青春というには淀んでる!?手に取れそうで取れない、解釈の余地が絶妙な!?登場人物たちに引き込まれるのかもしれない。でも、わかんないな。なんで読んでしまうのか。

何処からか波の音が聞こえて、ページを進めるとたまに軽快な音楽も流れる。
私の言葉では言い表せないそんなはなし。

やはり最初の作品には作家のすべてが含まれていると思います。
最新作まで読みきって戻ってみるとそう感じました。

しかし、よく◯◯を村上春樹風に語るっていう文章がありますが、今は全然そんな書き方してないですよね?

友人に薦められて。高校生の頃に『ノルウェイの森』を読んで以来の村上春樹だったけれど、読んでよかった。

大学のとき読んだよりずっとすんなり読めた。ひとつひとつはほとんど意味がない断片だけど、組み合わせやリズムが心地よい。
『職業としての小説家』に出てくる村上さん自身ご小説を書けると確信するエピソードまで織り込まれていた。

分かるようで分からない。近づきたいのに近づけない。必然的に何度も読む。
一読して内容を理解できる論説文よりも手に取る回数が多くなる。変に愛着がでる。そうか、これが、小説か。

何度読み返しても面白い。失ったものとレーゾンデートルを確認する物語。

初めて読んだときはとても散文的に思えた。短い作品なので繰り返し読んでいるとシーンとシーンが自分なりに繋がっていく様がとても楽しかった。

そして何より文章がカッコ良すぎる。

好きなときに手に取れて何度でも読める。
一番好きなのは、ハートフィールドがいい文章について述べている一節。
犬の漫才師も忘れてはならない。
いつまでもこの本を瑞々しいなと感じられるといいな

デビュー作にして、既に春樹ワールドが炸裂している。僕の場合には、深く意味を理解しようとすると迷路に迷い込んだ感覚になってくる。のだか、とても好きだ。

再読する
初めて読んだ年齢の、倍くらいになっていた事に気がついた

心地いい余韻に浸る

初めて、村上作品を読みました。

おすすめ通りの、比喩表現がくすっと笑えて漫談のような文で、難しい漢字も少しあったけどすらすらと読める作品でした。

鼠は堅苦しいお家柄だったのかな…とか後から思い出したり、フランス兵士にメルドー(糞)だと言わせたミシェル・ポルナレフについて調べて学んだり、新しいことを沢山覚えることができました。

正直どんな本かって説明するのが難しい。心の奥底のモヤモヤ。

読者

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村上春樹の本

バースデイ・ストーリーズ

バースデイ・ストーリーズ

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

近年は翻訳家としての仕事のほうが好きな作家がまとめたアンソロジー。これ読んだことあったかな、と思ったので手にとってた誕生日をテーマにした短編集。収録されている作家はラッセル・バンクス、デニス・ジョンソン、ウィリアム・トレヴァー、ダニエル・ライオンズ、リンダ・セクソン、ポール・セロー、デイヴィッド・フォスター・ウォレス、イーサン・ケイニン、アンドレア・リー、レイモンド・カーヴァー、クレア・キーガン、ルイス・ロビンソンに翻訳家自身の作品が一つの全13編。半分くらい知らない読んだことのない作家の作品でこういうアンソロジーって新たな才能を知ることができてよいです。作家というものはひねくれているのか誕生日というテーマで幸福感の溢れたハッピーエンディングな作品は皆無。ダークでそれでいて味わい深い作品ばかりで素晴らしかった。そして最後の作家自身の作品でやっと大昔に読んだことがあることに気がついた(笑)

約2か月前

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ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

村上春樹がよく言う「ねじを締める」という言い回しがあるけどこの本では、95年に書かれた「チャールズ河畔の小径」だけねじがぎゅっとしまった緊張感のある文体で異質感をとても感じる。それ以外はねじを緩めすぎないで温泉につかったようなゆるさ。「チャールズ河畔」から「漱石からくまモンまで」およそ20年以上の歳月が流れており文章の変化を感じるのも面白い。自分は村上春樹の良い読者ではなく長編小説を理解できることがあまりないけど、「雨天炎天」や「遠い太鼓」など初期の紀行文は何度も読み返すほどで、「チャールズ河畔の小径」のねじの締まった感じ例えば以下の文 「僕らを取り囲んでいた深い圧倒的な緑が、少しづつほのかな黄金色に場所を譲っていく。そしてランニング用のショートパンツの上にスウェットパンツを重ね着するころになると、枯れ葉が吹きゆく風に舞い、どんぐりがアスファルトを打つ『コーン、コーン』という固く乾いた音があたりに響き渡る。そのころにはもう、リスたちが冬ごもりのため食料集めに目の色を変えて走り回っている」p.14 なんてものすごく良い。 「女の子たちは芝生の上にタオルを敷いて、iPodを聴きながら、すごく気前のいいビキニ姿で日光浴をしている」 p.14 初出の95年当時にiPodはないと思うけどあくまで初出ということで加筆する前の文章も読みたいところ。

8か月前

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