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仕事ができない自分が、悪いのか? それとも、アイツが、ダメなのか? ―― 他人と「共に働く」ことの、喜びと違和。 ―― 共同性を育む、他人への信頼と期待... 続き

コメント

サブタイトルの「暮らしと仕事を記録する」とあるように、著者は実際に飯場で働いた経験をもとに働くことの現場で起きる矛盾とそれに気づくことの大切さを書いている。

「飯場とは、言葉通りにとれば、労働建設者のための作業員寮を指すが、実際には「飯場制度」とでも言うべき、労務手配・労務供給の仕組みである。」
「寄せ場の仕事の中に飯場があるのではなく、飯場制度の下で、労働力調達手段の一つとして寄せ場が活用されてきたとみるのが適切である。」P18
「寄せ場労働者や飯場労働者たちが従事する仕事は一般に「手元」仕事と呼ばれている。手元という言葉のニュアンスにも表れているように、基本的に補助的な役割であり、熟練を要さない「不熟練労働」とされている。」P344
しかしこの不熟練労働は誰でもできるわけではなくその場その場において常に気を利かせることが求められる。
そしてその気を利かせるということが労働現場における矛盾に繋がっていく、
「結果として、労働者は「気を利かせること」を際限なく求められるようになる。なにをどこまでやればよいかというルールを定めるのは使用者であり、しかも、使用者はこのルールをゲームの途中で変えてしまうこともできる。場合によっては使用者自身の中でその日の作業方針が決まっておらず、手探りで作業が進行していることもある。
それだけではない、極端な言い方をすれば、「ルール」は
「あるようでない」のである。労働者は「○○をしろ」という指示がなくても、あらかじめ何かをする準備を整えておかねばならない。漫然と指示を待っている状態は「怠けている」、あるいは「気が利かない」姿勢としてマイナスの評価を受けることになりかねないからだ。」P348
出た!職場にありがちなインチキシステム、更に
「「勤勉」と「怠け」の概念を持ち出すことは、構造的な矛盾から目をそらさせ、矛盾への対処を個々人に背負い込ませる効果を持つ。「勤勉」であろうとすることは権力に追従する主体になることであり、集団の中での「勤勉」と
「怠け」の対立は、この権力を持続的に生み出す装置となっているのである。」P368
と可視化していくことで矛盾を暴いていく。

読者

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社会

老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体

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小躍り太郎

好きな作家さん

ここに書かれている内容が本当なら、これから先も詐欺は悪化の一途をたどっていくだろうな。 金欲しさの為だけに老人を鴨にしてる訳でなく、ある思想を持ち裕福な高齢者を狙う。読んでいて共感できてしまう部分があるのは、ワテがゆとり出生者だからだろうね。

2日前

日本進化論

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T H

会社を作る。芽を育ててる。

かなりアカデミックな価値観に偏り過ぎているが、日本の現況とそれに対する解決策がクリーンに述べられていて勉強になる。 自分と社会とこの進化論をリンクさせて考えることで、新しいチャンスも見えてくる。 平成という時代を復習するのに良い参考書。

2日前

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