51dvgae6ftl

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れて... 続き

コメント

秩序正しく生きる彼らが、まっすぐに生きていけることにただただ安堵。
地震のあったあの頃、私達日本人はお互いの存在をとても大切にしていた。今、それを忘れてはいけない。

感想を述べるに足る言葉が見つからない。面白かったんだけどな。

僕は画家ですから顔がなくても肖像画くらい書けますよ!
記憶に障害がある人(達)の回想録。
カフカ以降読んでなかったので久しぶりの村上春樹だったが、巻き込まれ型の主人公像が少し変わり、主体性みたいな何かが描かれていた。あと一人称の私、これは翻訳がしやすそう。僕はモテないと言いながらモテまくるのは相変わらず。

目に見えるものが現実だ──

謎の男免色、不安定な少女まりえ、そして「騎士団長」。「リンボ」とも言える9ヵ月の間に肖像画家の「私」が出会った人々と「私」の物語。

ここ数年の村上作品の中では1番面白かった。純粋に。初期の村上作品を彷彿とさせる作品だった。

「君はそれを信じた方がいい」

暗く深いところに潜る、壁を抜ける、川を渡る、山を越える、つまりこちら側からあちら側にいく。

初めて村上春樹読んだ。3月11日に36歳の俺がこの本をたまたま読み終えた。たまたまね。

悪いことにも良い面がありますと二重メタファーっていうメタファー…

あってるかなー?

細かい感想たくさんあって書ききれない

ネタバレ!

最後の免色さんが助けるシーンしかり、最近読んだエンデの果てしない物語思い出したな〜

なんとかかんとかワンダーランドらへん読んだことないから読んでみよ〜

一部、二部と立て続けに読了。本は自らがまだ言語化出来ていない感情、意思、意見を代弁する時がある。文を読んで初めて自らの内を納得するのだが、村上春樹氏の小説は特にそれが多い気がする。今回もその例外ではない。独特の世界観、ねじれたストーリー、風変わりなユーモアに追記すべき優れた点であると思う。

ザ・ファンタジー。
空想的でありながら、現実的。
絶望でありながら、どこまでも希望のある人物像。

そっと静かに孤独を感じ、そっと静かに再生する。
その美しさが私は、好き。

全ての事において人は、許し、許されないといけない。

これで完結したという感じがない。
主人公がイデアの騎士団長を殺し、「顔なが」が登場することによって、謎の地下世界を探検するシーンは良かった。
同じく失踪した秋川まりえと体験したことを共有することで主人公と免色が顔を合わせることはなくなり、妻とも元と同じく暮らすことになる。
これは、主人公が数ヶ月の間に体験した非日常の一部で、妻と暮らしてからそれもなくなり、一段落したのかなぁ。
ただ、真実を友人には言えなくて、その後の関係は大丈夫なのか、と思った。
主人公と免色は長くは付き合えないタイプなのかな。
エンターテイメントというには、その結末があっけなく、芸術的なストーリーだと思う。
第1部よりは無意味な性描写が減っていた。
村上春樹の著作は、自分とはあまり合わないかもしれない…。
食事を作るシーンや音楽を聴くシーンも多く、著者の趣味が多く出ていたと思う。

少し前の作品の雰囲気を感じつつ、読み終わったあとに今まで味わった事のないような気持ちになりました。

今までは物語に共感の様なものを受け取ってその空気に居心地の良さを感じていましたが、今作は作者に具体的に個人的に励まされた気持ちになり、不意を突かれたようでなんだか泣けてきました。

とても面白かった。
騎士団長と話してみたい、。

小説を読むということが「読者が想像し連想する一連の作業」だとするなら、それは期待に見合う時間を過ごせると思う。しっかり手懐けられたライオンとそれを囲う檻。

物語の流れを理解するのは簡単、だが作品全体としての暗喩を理解するのは易しくない。実際、あまりわからなかった。しかし人それぞれ感じる事と思う事は違っていて当然。
「川」と聞いて思い浮かべる川は人それぞれ、太さ、速さ、色、景色どれも違うのだから

読者

39066682 b36d 4b57 b86d dfb07ffc2ec1Icon user placeholder677b77aa 303b 48de b84f edfc5840fbd619044d62 6fd6 4172 b936 f96acc1a498aAa8adbfc 9571 4e08 9230 812bd0b246fb53f91522 9875 41c9 bd49 3ca3d7d35832F2ab4abc e2a3 46a2 b580 5fa93ba24c01535ddb64 59c5 48a4 9632 94496d8206cb 109人

村上春樹の本

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

村上春樹がよく言う「ねじを締める」という言い回しがあるけどこの本では、95年に書かれた「チャールズ河畔の小径」だけねじがぎゅっとしまった緊張感のある文体で異質感をとても感じる。それ以外はねじを緩めすぎないで温泉につかったようなゆるさ。「チャールズ河畔」から「漱石からくまモンまで」およそ20年以上の歳月が流れており文章の変化を感じるのも面白い。自分は村上春樹の良い読者ではなく長編小説を理解できることがあまりないけど、「雨天炎天」や「遠い太鼓」など初期の紀行文は何度も読み返すほどで、「チャールズ河畔の小径」のねじの締まった感じ例えば以下の文 「僕らを取り囲んでいた深い圧倒的な緑が、少しづつほのかな黄金色に場所を譲っていく。そしてランニング用のショートパンツの上にスウェットパンツを重ね着するころになると、枯れ葉が吹きゆく風に舞い、どんぐりがアスファルトを打つ『コーン、コーン』という固く乾いた音があたりに響き渡る。そのころにはもう、リスたちが冬ごもりのため食料集めに目の色を変えて走り回っている」p.14 なんてものすごく良い。 「女の子たちは芝生の上にタオルを敷いて、iPodを聴きながら、すごく気前のいいビキニ姿で日光浴をしている」 p.14 初出の95年当時にiPodはないと思うけどあくまで初出ということで加筆する前の文章も読みたいところ。

4か月前

Ba32cf53 a8d7 412d a4fc 22f50deb9fb679887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7Aa8adbfc 9571 4e08 9230 812bd0b246fb 17
バースデイ・ガール

バースデイ・ガール

427c6b74 d757 4a90 b196 eb453196302b

リトル

小説も漫画も絵本も読みます 読む…

二十歳の誕生日にアルバイトをしているお店のオーナーから ひとつだけ願いを叶えてあげると言われた主人公 その願いは 本文ではあかされなかったが 時間のかかる願い事らしい ひとつだけの願いって難しい 煩悩だらけの自分には 決められないかも

6か月前

014253d4 6080 4951 9119 24735184a696151a20ec 11c6 4572 b74d 1715202fc2412c0e8e23 d08e 4c6c a8d8 d7064a045267