コメント
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古書、ルリユール、電子書籍、作家… |
本が好きで好きで仕方ないひとは、遅かれ早かれ自分で何かを書くことを考えるだろう。
でも自分が読んできた本と自分の書けるものの落差にがっかりして、いつの間にかやめてしまったり、先延ばしにしたりする。
そんなくすぶる情熱を持つひとに最適の本です。
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図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本
【目的】 身近の心理学を理解する →生活に取り入れることで人生を豊かに →先人の知恵を取り入れる 【感想】 行動の習慣化には2-3週間かかる 最初の2週間を大切にする 人はそんなに頑張れない生き物である 目標は分割する、報酬をつける 嫌なことは起きるものであるということを理解する どう流していくのかということを考える 運動することでストレス発散 物事は捉え方しだいである。 positive思考で行こう。 とりあえず笑ってみよう お金持ちは発言がpositive 悪いニュースはメールで伝える give give give 徹底的に人に尽く |
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文化人類学への招待
p28 交換とは、本来コミュニケーションから出発している。モノをやりとりする。コトバをやりとりする。人間と人間のつながり、つまり紐帯というものはすべてこの交換に発している。 p43 どんどん気前よく分け与えるということご主張の義務にもなっている。 p92 集団間の女性の移動がコミュニケーションの基本形態であるということです。だから物が移動するということは、それによって欠乏状態が満たされていくような形でコミュニケーションが成立するのだというふうに、とにかく二つの方向性がはっきり目に見えるようになっているわけです。 p146 女性が男がコントロールできない力をもっているという恐怖心を抱いている。だから根源的な力に対する恐怖をコントロールするために、その力に近い存在を排除するための機構をつくろうとする。このようなことこそが権力の起源であるということがだんだんとわかってきた。 p203 知とか学問は、基本的には、自らの体系を否定する要素を、潜在的に取り込んでいけるかどうかということによって、永続性を保証されるかどうかがきまるのではないかと思われます。 |
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法句経のこころ
p24 プロとしての生き方とは何かと言えば、一つの行為、自分が成さねばならないこと、自分は何をなすべきかということを知って、そのなさねばならないことを、迷いなく一途にやっていくということができてはじめて、プロの生き方だということであります。 p197 人を誹るというようなとは、自分を見める眼が厳しければ、まず誹れないと思います。人を誹るのは、自分に対する観察、反省が足りない人だと思います。 p205 禅における「坐禅」の修行は「止まる姿勢」の典型です。実は法句経の「長閑なる所に坐して」という一句は、現代のわれわれに「止まる姿勢」を教えていると受け取りたいのであります。 |
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オデッセイ1971‐2001―工作舎アンソロジー
p34 知ることは博物学者のジョンバロウズがいちじくも述べたように、物事の半分を占めているに過ぎない。残りの半分は愛することの領分であるーチャットレイモ p53 時は金のネガティブケースなりですよ。人間なんていつだって時間はありあまっているはずなんだ。蒙古人や中国人はそれをよく知っていた。それを金によって時間を私有化したわけよ。金があると時間がなくなってくる!ーナムジュンパイク p62 メッセージは、そこらじゅうに漂っている。メッセージを引き出しから取り出してワイアーにのせるんじゃなく、メッセージはいつも漂っている。ーノーマンメイラー p86 非自然あるいは反自然という道を人間は進まざるを得ないのかもしれない。逆戻りはできない。前方に行くしかないのです。自然からますます離れ、動物との接点を失っていく。わらわらは、そのような過渡的な種なのかもしれないースーザンソンタグ p98 シンビオーシス、すなわにパートナーを作るということは、この地球上の生物学の基本である。ールイストマス p115 国家は存在することにおいてそれ自体ですでに巨大な暴力であるー天野哲夫 p138 ひとくちにいえば、農村は典型的なノモスの世界であって、都市はカオスの世界なんだということがよくわかるわけです。ですから、文化人類学的な表現をすれば「農村」こそ「文化」があり、都市は自然である、ということにもなるー小松和彦 p181 近代知識人のもっとも顕著な性格は、死にたくなるくらいに悩むこと、なんだそうである。ー荒俣宏 p191 こわいのはテクノロジーじゃない。何に慣れてしまっているのか、それに気付かなくなっていることだ。ーキースジャレット p208 会話というものはつねに長い会話であるべきです。本物の会話は、もう何も言うことがないとお互いが思ったところから始まるものでしょう。ーレオレオニ |