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会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった... 続き

コメント

憲法9条の改正に乗り出す若き総理犬養。奇しくも今、平和安全法制が閣議決定された。

傍観者になりきれない主人公と取り巻く環境はきっと今後の生きるヒントになる

「流されるな、まどわされるな」と言われているようなお話。

今までの伊坂さんの本と違って、想像する部分が多いなぁって、思いました。

全体的に薄気味の悪さのある小説。
10年以上前の作品だが、アメリカに対してヘイトが溜まっていき、根拠のない噂が更に憎しみを呼ぶ構図は、今日の日韓関係に重なると思った。ネットがより普及し、フェイクニュースが蔓延する今こそ、流されずに自分自信でよく考える必要がある。

紙を25回畳めば富士山の高さになるように、競馬の単勝を勝ち続ければ百円が一億円になるように、小さなきっかけを重ねれば、大きな流れになる。良くも、悪くも。

安藤兄は鳥になって腹話術を続けているのか?
マスターの正体は?
お金の使い道は?
犬養政権の世の中はどうなっていくのか?
読了後もいろいろ気になることが多い。
数年前に読んだ、モダン・タイムスを読み返してみよう。
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「スカートがめくれてるのを直してあげたいと思える人間でいたい」
「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決していけば、そうすりゃ世界が変わる」
「考えろ、マグガイバー」

自分はどの立場にいるのだろう、と怖くなった。授業や日本文化やいろいろなものに洗脳されているのだろう。そこから抜け出す必要があるのかないのか。でも、自分の考えをきちんと持ちたい。

「死んでるみたいに生きていたくない」
「クラレッタのスカートを直しに行く」
安藤は人生におけるバイブル

生きることは考えることなのかなぁ、とぼんやり考えてみる。
とにかくモダンタイムスも早く読まねば落ち着かない。

おもしろかった。「グラスホッパー」よりこっちを映像化すればよかったのに、って無理な話か。。。

死んでるみたいに生きていたくない

あまりに現在にマッチしていて、ちょっと怖くなった。
この本も、現実も覚悟を問われている。

『偉そうに座ってんじゃねぇぞ。てめぇは王様かっつうの。ばーか。』印象的です。
魔王はシリアスで面白いし
呼吸は少しゆったりで
また別の面白さでした。

前半パートと後半パートでそれぞれ学ぶことが多かった印象。
周りに流されることなく自分の頭でしっかりと考えて生きる。
周りに逆らえなかったとしてもその中でできることをちゃんと行う。
どちらの生き方も憧れる。
「生きていると、こういうこともありますね。」

犬養という政治家に世論が傾きつつある中、一介の会社員の安藤に、「自分の思念を他人に喋らせる」という不思議な力が宿る、という話。
流されやすい大衆心理の怖さと、強い意志を持ってそれに抗うことの大切さがテーマ。それなりに楽しく読み進められたが、で、どうなったの?と続きが気になる終わり方で、どうも釈然としなかった。
ただ、主人公が度々使う、「考えろ考えろ、マクガイバー」という台詞はちょっと病みつきになりそう。

難しいけど伊坂幸太郎はうまいと思う

"大衆が動く時とは、全員が示し合わせるものではないはずだ。それぞれがそれぞれの判断で足を踏み出したら、それがたまたま大きな動きとなった。そういう具合ではないのか。有能な扇動者とは、その、本人たちも気づかないような流れを、潮を、世の中の雰囲気を作り出すのが巧みな者のことを言うのではないか。"
伊坂さんに惚れ込んだ1冊。"大衆が動く時"や"喫茶店の隣の席のよぼよぼの爺さん"を考察して物語に仕上げることができる人を他に知らない。

読者

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伊坂幸太郎の本

首折り男のための協奏曲

首折り男のための協奏曲

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しつちょー。@書店員

かけだし書店員

最後に向かって、 バラバラだったものが収束するような物語ではないけれど、 1つ1つがしっかりおもしろい連作短編集でした。 途中、あまりのストーリーの完成度に脳みそがじんわぁ〜ってなりました。 めっちゃいい映画観たときみたいな。 無理矢理というか、 こじつけというか、 一見そんな風にも見えるんだけど、 全然そう感じさせないのが伊坂さんの文章力。 登場人物たちのセリフの書き方が映像的でいいなぁ。 「時空のねじれって、あると思うか?」

28日前

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陽気なギャングは三つ数えろ

陽気なギャングは三つ数えろ

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付喪神

基本、何でも読みます

2018/09/20 読了 ふと立ち寄った書店で発見。シリーズ化してるのかと思いきや、9年ぶりだとか。伏線&回収は健在。思わず、「そっちか〜」とつぶやいてしまった。久遠と対等に話が出来る人物の出現に驚いた。

約2か月前

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