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コメント

残念ながら帯に書いてある、驚異の想像力、圧倒的青春小説などというのが全く理解できなかった。途中で眠たくなってしまったくらい。ああ、僕の想像力もこの若さについて行けなくなったのかなー。

その他のコメント

ルドンが描いたような色彩豊かで幻想的な花や蝶に出会える小説。
舞台は「架空の港町」という名前の町。アレパティロオオアゲハという、蜜を吸う花の色によって翅の色が変化する美しい蝶を守る為、捕食者である海鳥を殺す仕事をしている青年達の葛藤を描いた物語である。
途中で戯曲になったり、日誌や唄が挟み込まれたり、最後は大量のレシピが紹介されたりして面白いのだが、何よりも文章の随所に著者独自の感性が滲み出ており、エンターテイメント小説では味わえない文学としての魅力がある。
著者はまだ若い方で、商業的に大変かもしれないが、この作風で書き続けて欲しい。

鳥打ちという架空の職業に就く3人それぞれの仕事に対する価値観が興味深かった

夢の中のような描写のなかに現実的なワードが唐突に出てきて混乱する、いい意味でこの世界観は初めて触れたかもしれない

読んでいてすごく楽しかった

読者

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金子薫の本

双子は驢馬に跨がって

双子は驢馬に跨がって

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Kenny

読むこと、書くことが好きな人

人間はそもそも、なにかを名付けることで初めて認識する。それは「羊」であり、「ロウソク」であり、「クリスティアーノロナウド」である。 けれど、それ(あるいは彼・彼女)であると名付けられる必然性はなく、「羊」は「牛」でもいいし、「ロナウド」は「王貞治」でもいい。王貞治はプレミアリーグでハットトリックを決められるのだ。 金子薫の『双子…』の冒頭は、父を「君子危うきに…」、息子を「君子」とするところから始まる。彼らの存在は個として危ういのみならず、父子としての関係においてもフラジャイルだ。 この存在の危うさはこの小説を貫く1つのリズムとして存在し、その脆弱に支えられたリズムが勝手気ままな双子を一種、「踊らせている」気すらしてくる。 そしてこの危うさを感じてしまった、その瞬間、父子と双子が出会うなどというエンディングは期待し得ない可能性としてあると気づくだろう。

5か月前