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米の新鋭による「遊歩(フラヌール)」小説  ハリケーンの上陸が迫るニューヨーク、ブルックリン。詩人である語り手の〝僕〟は前年に発表した処女小説で思いもよら... 続き

コメント

素晴らしい!ポール・オースター好きの方にもオススメ!かな?(^^;

その他のコメント

こういうの遊歩小説っていうらしい。ゼーバルトのような、ってあってそれはいい感じかも、と思って手に取ってみました。ちなみにタイトルは「じゅうじよんぷん」って読むらしい。意識高い感じするよね(笑)
遊歩小説たるゆえんはさしたる事件が起こらない日常を淡々と書いてるってことらしくて確かにさしたる事件は起こらない。でもその分、主人公は詩人で注目されていて次の作品に六桁のオファーがある身分。親友の女性からは貴方とはセックスしたくはないけど精子は提供してほしいとか言われてたりする。つまり普通ではない生活してるわけでそれは事件が無くてもそれなりに面白いお話にはなるな、と。淡々としててちょっと退屈かも?と思ったりもしたけどまた読みたくなるって感じの不思議な魅力がある作品でした。作者は主人公と同じく気鋭の詩人だそう。関係無いけど詩って面白く無いなと思ってたんだが、読むものでは無く聴くものだな、と思ったら見方が変わったな。この作品は来月とかに再読するかも。

読者

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文芸

アックスマンのジャズ

アックスマンのジャズ

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もちもち

食べ過ぎ、飲み過ぎ、読み過ぎ注意…

禁酒法の発行間近の1919年4月。 暴力や人種間の争いが蔓延するニューオリンズの街に、斧を持った殺人鬼アックスマンが現れ、「ジャズを聴いていない者を殺す」という予告を新聞社に送りつけ、住民たちを恐怖に陥れる。 ホラー映画のあらすじではない、なんとこれ、実在の事件だと言う。 この事件を題材に作者は魅力的なキャラクターを創造。 黒人女性との結婚をひた隠して生きる刑事、その師匠でマフィアに通じて刑事の職を失った男、探偵志望の混血の若い娘、それぞれが独自の方向から犯人を追い詰める。 これにルイ・アームストロングを思わせるルイス・アームストロングというコルネット吹きが幼馴染アイダの協力者として登場し、ストーリーの合間に魅力的な演奏を繰り広げる。 盛りだくさんの要素を盛り込んで、混乱するかと思いきやストーリーはスマートに大胆に進行し、読み易い。 ただし異なる人種が入り乱れ無法地帯と課すニューオリンズの街は活気と猥雑さに満ちて、まさにジャズそのもの。 この街こそがこの作品の主人公なのかもしれない。 英国推理作家協会の最優秀新人賞受賞作。

約4時間前

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エヴリシング・フロウズ

エヴリシング・フロウズ

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もちもち

食べ過ぎ、飲み過ぎ、読み過ぎ注意…

主人公のヒロシ、その友人のヤザワ、フジワラ、そして野末、大土居…中学3年生の彼らの荒波に飲み込まれそうな激動の一年間を描く。 時には面倒くさい母親の恋愛問題や別れた父親の死、友を襲ういじめや暴力、そして親からの虐待。 無力で非力な自分に失望しつつ、自分ができることを精一杯考え、やろうとするヒロシの姿は、損とか得とか考えずに身体と心を動かすことができたその頃の自分を思い起こさせる。 本作品に限らず、著者の作品に登場する人物たちは優しく、自分の生きる小さな世界で誠実に毎日を積み重ねている人だけに備わる「確かさ」を持っている。 比べて近頃、いい年をした大人がテレビで、SNSで、果ては国会で嘘ばかり言っている。 なんだか現実の方がフィクションみたいだ。

約4時間前

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