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最新書き下ろしを含む11編の作品集。 続き

コメント

近藤ようこさんの『五色の舟』が、とても良かったので原作を読みたくなり、初津原泰水氏作品。

読者

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津原泰水の本

11 eleven

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映画、音楽に纏わる原稿0枚日記

これ本当傑作であります。少なくとも僕にとっては。『ブラバン』で御存知の方も多いと思いますが、個人的には津原氏の作品は、これのような幻想小説っぽい方が断然好み。何故これを早く読まなかったのか?と言う位ツボ。冒頭の「五色の舟」から一気に世界に引き込まれる。

約2年前

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エスカルゴ兄弟

エスカルゴ兄弟

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

なんとなくタイトルから食べ物系なんだろうな、というくらいで手にとってみたが面白かった! 三浪までして入った出版社を早々にリストラされた主人公、実家が香川のうどん屋で自身も就職浪人中のバイトでずっと料理作ってて調理師免許まで持ってる、という設定。 出版社の社長が斡旋してくれた転職先が偏屈なカメラマンの実家の立ち飲み屋。ここを本物のエスカルゴ中心のビストロに業種変更するためで…というお話。 飲食店の立ち上げ話としてとても興味深いうえに出てくる食べ物が美味そうで…楽しくて一気読みしてしまった。 なんとなく続編が出そうな雰囲気もあり期待させる…これはおすすめ!

2年前

綺譚集

綺譚集

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あやう

SFが好きなグラフィックデザイナ…

小難しい印象でしたが、読み始めるとなかなかやめられません。 短編ごとに雰囲気や舞台ががらっと変わるのと、登場人物が何か抱えていたり一癖あって続きが気になってしまうのもあるのですが、何より文章が良いです。 美意識の中にも濃いえぐみがあり酔える文章で、なんとなく、真夏の夜に読んでぴったりだったと思えます。 そして、一文がたいへん長く、現代的ではない単語の選び方や、短編によっては方言や文語体などもあり、けして易しく書かれているわけではないのですが、なぜかぐいぐい読み進められてしまう魔力がありました。 全体的に血は流れてるし、生理的に引っかかるような、奇妙な話が多いですが、そんな中でかわいらしさや清々しさの見える瞬間が、個人的にはとても良かったです。 切断された脚の骨と何十年ぶりに再会した、元ホステスのお婆さんの初々しい反応はときめきます。 イシダイッセイも賢く、かわいらしいですね。変なのになんだか和みます。

2年前