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木嶋佳苗事件から8年。獄中から溶け出す女の欲望が、すべてを搦め捕っていく――。男たちから次々に金を奪った末、三件の殺害容疑で逮捕された女、梶井真奈子。世間... 続き

コメント

殺人事件を追うミステリー小説かなあと思って読み始めたら、美味しいものが満載のお話。ミステリーというよりも、一人の女性記者がいろんな階段をのぼり、殻を破り、自分と向き合っていく人間ドラマ小説だった。人はみんな、ある側面しか見せないし、ある側面しか見えなかったりするので、世の中はいろんな誤解に溢れているのかもしれない。

その他のコメント

殺人容疑で収監中のカジマナに面会した週刊誌記者の里佳。「本物がわかる人としかおつきあい」しないと言うカジマナは、では本物の美食家なのか?そして殺人犯なのか? 誰もが持っているはずの味の記憶は、傷を癒やし、再生への力になってくれる? すごくドキドキしながら読みました。
エシレバターを使ったバターかけご飯はおいしかったです。お代わりしないようにがんばりました。

こってりしたものが食べたくなると聞いていましたが胃弱なのでなりませんでした。

かつての、と思えるようになっていたいけど、まだまだ今の自分を見ているようなところもある。

でも描かれている大体の食べものはもう想像出来るかなー。

読者

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柚木麻子の本

ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会

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march

読んだ本の記録。

文庫化を待ち望んでいたので見つけてすぐゲットしました。ちょっと読むつもりが展開が気になって気になって仕方がなく、のめり込むように読んでいました。 心を抉られる場面が沢山ありすぎて書ききれませんが、個人的には栄利子がガラスに映る自分の姿を見つけたところでサアッと血の気が引きました。これまでのシーンを思い返すと全てが違って見え、より恐ろしくなるような衝撃でした。。 栄利子も翔子も求めるものの終着点は同じ。言葉にできない自尊心や疎外感や社会カーストを全て栄利子や翔子が発する言葉、行動で示していて突き刺さりました。本物の衝撃作です。柚木麻子、他作品も読んでみよう。

3か月前

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さらさら流る

さらさら流る

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yukimizuirosuki

歌う、笑う、音楽すき

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。突然そんなかけがえない夜を覆うような染みがどんどん拡がって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

5か月前

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伊藤くん A to E

伊藤くん A to E

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tomo

本が大好きです。

どこがいいのかさっぱりわからない伊藤くんの周りにいる女性の話。 柚月さんの作品は、女性のえげつなさが痛々しいまでにリアルに描かれていることが多く、途中でちょっと苦しくなってくることもあるのだが、この話の中にもそんな部分も出てくるが、「煙たい後輩」よりはまだライトかなと思った。 伊藤くんは停滞したままで、何も変わらないが、その周りの女性たちはもがきながら、無様になりながら、自分と向き合って前に進んでいく、女性の強さと美しさに痺れるそんな本だと感じた。

約1年前

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