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闇の世界史の随所に現れる謎の女、V.。その謎に取り憑かれた"探求者"ハーバート・ステンシルと、そこらはどうでもよい"木偶の坊"ベニー・プロフェインの二人は... 続き

コメント

わずか25歳で書き上げたと言う伝説的な小説。1950年代、戦争を終えて除隊したあとはなんにも長続きしない木偶の坊プロフェインを軸にしながらニューヨークの下水道地下世界、世紀末のフィレンツェや戦時下のマルタなどなど舞台がくるくると変転する中に見え隠れする謎の女、V。
19世紀末から現在にいたる戦争や騒乱の後ろで糸を引いていたとされるVだが、彼女は何者なのか。信じられないほどに膨大な百科全書的知識と迷宮的に入り組んだメタフィクショナルな構造がこれでもかと詰め込まれている。サービス精神旺盛過ぎる小説ではある、が。
世界は生起する事実の総体であるというウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の最初の命題が登場するが、この小説世界ではそこに描かれた事実は想起したようにも思われるがそれを示す手がかりは周到に拭き取られていて、小説という仮想世界の中でさえもメタフィクショナルに骨抜きにされている。
再読してもついていけないさまざまなレベルの遊びや企みが満載だから三読、それ以上でも、何かの発見がありそうだ。
とはいえ、半可通な一読者はそこで何を語り得るのか。まさに語り得ないものについては沈黙しなければならない、のであった。

読み始めてしまった…!なんか今ミランダジュライ読みたいとか思っちゃってるんだけど、読み始めちゃった。楽しく読めるといいな。期待と不安。

最初はさくさく読めたけど、後半になるにつれ話の飛躍が大きいのでこれがピンチョンか…と仰け反りながら読んだ

読者

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トマス・ピンチョンの本

V.〈下〉

V.〈下〉

Maman putain6 normal

阿久津隆

初台で本を読む人のための店をやっ…

いちいちが抜群に面白いから全体像よくわからないながらもすげーとか言いながら読んだ。すごかった。解説読んだらいつかもう一度読んでみたいなと。 一番好きなのは前半のアリゲーターパトロールのイメージです。

約3年前

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スロー・ラーナー

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

自分は国文科卒であるが圧倒的に英米文学のほうが好きでそういう者にとって天才だのノーベル賞確実だのと言われてるピンチョンはまぁ読むべき作家、ということになる。 しかし、過去に何度かトライしてみたものの全然面白く無くて、短編集だったらいけるのでは、と思ってこれを読んでみた。 結論としてはピンチョン俺には合わない、ということが分かった^^;

約3年前