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2017年本のアプリStandで話題だったコミック7冊

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本のアプリStand編集部です。年末に、2017年に人気だった書籍10冊をご紹介しましたが、今回はコミックをまとめました。

本棚に登録・コメントされたコミック単行本のうち、注目を集めたタイトルを選んでいます。

春と盆暗 熊倉献

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春と盆暗

熊倉献

講談社 2017-01

Stand icon s 28人の読者、6コメント

デビュー第一作となるアフタヌーン誌の連載は、若い男女が出会うオムニバス短編集。現代の東京、バイト先やカラオケボックスで、変わった女の子を見つけるやや頼りない男子たち。

普段の日常を舞台としながらふいに空想世界と接続する、大胆なイメージ転換が見どころです。

A子さんの恋人 近藤聡乃

2014年からハルタで連載、現在4巻。29歳、3年のNY暮らしから帰国したまんが家のA子を迎えたのは、美大の友人たちと人気者の元彼A太郎。そしてNYには別れきれなかった元恋人A君が。

口の悪い友人たちとイケメンながら性格に難のある2人の男、悩み続けるA子。そのやりとりがゆるくも毒があってコミカルな恋愛ドラマ。

うつヌケ 田中圭一

うつでしばらく仕事ができなかったという著者が、うつ経験者の人たちに回復までの道を聞いたエッセイ。大槻ケンヂ(ミュージシャン)、宮内悠介(小説家)、内田樹(仏文学者)など様々な人が体験を語ります。

身近な病気となったうつの回復過程が多くの視点から語られていますが、つらくなりがちな話もデフォルメされた絵でほどよく描かれています。

精神科ナースになったわけ 水谷緑

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精神科ナースになったわけ

水谷緑

イースト・プレス 2017-04

Stand icon s 43人の読者、3コメント

ゆるめの絵で描かれる、精神科で働くナースのノンフィクション。自身も精神の病気を疑うほどストレスに疲れていた著者が、会社をやめてナースとして精神病院に行って見たのは、一般社会とは別のどこか静けさもある患者たちの世界。

隔離病棟の中にもある日常と、ちょっとした喜びや哀しさが描かれます。

とんがり帽子のアトリエ 白浜鴎

イラストレーターとしてマーベルなどの表紙も手がける著者が描く、魔法世界のファンタジー。

小さな村の仕立て屋の娘だった主人公は、旅の魔法使いに拾われ、そのアトリエで見習いとして魔法陣の描き方を学び始めます。描き込まれた人物と背景、雰囲気たっぷりの異世界です。

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子

少年サンデーの連載。青森から舞妓修行で上京したキヨは、祖母に習った料理上手のため寮のまかないを任されることに。舞妓たちの暮らす屋形を舞台にした、料理と花街の暮らしの物語。

まかないの料理はおいしそうで、可愛い舞妓さんがたくさん出てきます。

君たちはどう生きるか 羽賀翔一

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漫画 君たちはどう生きるか

吉野源三郎

マガジンハウス 2017-08

Stand icon s 228人の読者、15コメント

岩波文庫所収の戦前からのロングセラーをコミック化してリメイク、書籍版と合わせて発売したところ、大ヒットとなりました。宮崎駿がこの本を元に次回作を作るという発表でも話題。

中学生のコペル君と彼を見守る編集者の叔父さんの手紙を通し、個人と社会、学ぶこと、生き方について、考えを巡らせる機会となる一冊です。

というわけで、2017年本のアプリStandのコミックおすすめでした。

2018年はどんな作品が出てくるでしょうか、楽しみです。

Standアプリではコミックも多くおすすめされています。あわせてご利用ください!