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発行元から

初めて訪れた香港で知る、私の出生の秘密。

学校に行っていないことが母親に発覚し、厳しく詰問されていた女子高生の彩。その母親との諍いのの最中に、うっかり口にした、「どうせ父親も知らないから」という言葉がきっかけで、母親は突然、半ば強引に彩を香港へと連れ出す。どうやら彩の父親はいま香港にいるらしい。生まれてからこのかた彩には父親という存在の影すらなかった。自分がうまくいかないことの全ては、そのせいではないかと思っていた。頭が悪いのも、溌剌としていないのも、夢がないのも、希望がないのも、全部。とはいえ父親に会いたいとは一度も思ったことがなかった。そんな彩の気持ちも知らない母親が、彩に唐突に訊く。「懐かしい感じ、する?」「するわけないじゃん、香港になんか来たことないのに」。すると母親は「遺伝子には町の記憶は入ってないのね」と思いもかけないことを口にした。もしかして、私の父親は日本人ではないのだろうか、香港の人? そう疑問に感じ動揺する彩だったが、熱気と活気に溢れる香港の街、そして力強い響きを持つ広東語に惹かれるうちに、少しずつ気持ちがほどけていく。

【編集担当からのおすすめ情報】
長編小説『ピエタ』で話題の著者が、香港を舞台に母と娘の交流を描いた名作小説、待望の文庫化。

大島真寿美の本

三月

三月

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幾望

3匹の猫のお母さん改め9匹の猫の…

短大で仲の良かった6人の女性。卒業から20年。則江から領子への連絡をスタートに6人がバトンを繋ぐように話は進みます。20年。各々生き方、暮らしがあり、背負うものもある。失業、災害、親の介護、離婚等。それは同年代の私達が抱えているそのもので、思い悩む様はグッとくるものがありました。再会することに躊躇して、思いきって会えば、心置きなく話せて、はしゃいで。みんな凛々しくなっていく。たくましいです。

約1年前

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渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

大阪道頓堀浄瑠璃作家・近松半二の話。 全編大阪弁で語られる本も珍しい。歌舞伎より有名だった、浄瑠璃。今では、なかなか見る機会がない。 半二の浄瑠璃愛に飲み込まれそうになったが、「お三輪」の独白は必要だったのか?

1年前

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