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1979年、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた――。今はなき「中華商場」と人々のささやかなエピソードを紡ぐ... 続き

コメント

台湾で最も旬な若手作家だという呉明益の初の邦訳書。ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンらの台湾映画にどうしても惹かれてしまうそこの貴方、必読です。ケリー・リンクらSF(ストレンジフィクション)・幻想文学好きにもオススメ。

20数年前まで台北に存在していたという中華商場が舞台。そこで育つ子どもたちの日常や周囲で起きる事件が描かれたフィクションなのだが、本当に魔術師は居たのではないか?いや、そもそも中華商場は本当にあったのだろうか…?と読後も物語の世界から抜け出せない。
自分が行ったことがあるはずのない中華商場が今一番懐かしい場所になっている。

本書の舞台は台湾、台北市の中華路にあったショッピングモール「中華商場」だ。
「忠」「孝」「仁」「愛」「信」「義」「和」「平」と名付けられた店舗と住居が一体になった8棟の3階建て商業ビル。
各棟は歩道橋でそれぞれ繋がり、そこにはたくさんの物売りが、日用品や、アイスクリームや包みパイ、洋服や、金魚、亀、すっぽん…さまざまなものを売っている。
本書では買い物をするたくさんの人々とそこを遊び場にする子どもたちの姿がとても生き生きと描かれている。
きっとそれは、著者もまた「中華商場の子ども」の一人だったから。
まるでページから音や匂いまでしそうなくらいに躍動感や懐かしさ、切なる愛着が伝わってくる。

かつて台北に存在した中華商場という商業施設を舞台にした物語。
サウダージとはこのことなのだろうか。

なんだかずっと物語の中にいるような不思議な感じ。自分も舞台の中華商場で育ってきたかのような錯覚にも陥る。

読者

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文芸

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Ay.S ☀︎

♦︎

人間には根源的に共通した部分がある。 「世界」に読まれるっていうのは きっとそういう事でしょうね。 外国語に翻訳された文章を再度日本語に翻訳しても原文と同じ文章が出てくる。 根源的に、みんな井戸を抜けるし孤独だしパスタ作るし走るし泳ぐのだ。

約7時間前

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代償

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じゅんいち

ミステリとかエンタテインメントと…

『代償』ってそういう意味だったのか。第1部は読み進めるのが辛いけど、第2部はページをめくる手が止まりませんでした。著者伊岡瞬さん追っかけます。

約9時間前

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月に6冊以上、年間75冊読破が今…

2018/6/18読了 シリーズ完結編。野々宮家の代々受け継がれるものを、鹿乃もまた次代へと受け継いでゆくんだなーという象徴的な話が前半。多分この話が実質的な完結編。 後半は、これまでにも数話あった良鷹がメインの和風ホラーっぽい番外編かと思いきや、普通に本編に合流して、なるほどこの流れでまた新しいシリーズが始められる要素もあるなと思ったり…。

2日前

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