Btn appstore Btn googleplay
51 vxd i0tl

不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、人々の健康、生死に大きな影響を与える。世界恐慌から最近の「大不況」までの各国の統計から、公衆衛生学の専... 続き

コメント

公衆衛生学による、社会保障の構造的意味への光。近年の中でのスマッシュヒット。

読者

F483711e 1287 4c51 8ce7 ba8a956d108f801196d5 8c77 4f11 b225 35cc4b0d120e32c4105c 115f 48e6 9d3d 048be704e73a 3人

社会

働くことがイヤな人のための本

働くことがイヤな人のための本

Icon user placeholder

夏風邪ポーラ

本を読みます

ぼくは正直、中島義道がかなり好きである。氏の文章は論理的であろうとしてもどこか暖かく、人間的な震えや揺らぎを抑えきれない。むしろ自分の中にあるそういったものを直視し、正確に言語化しようと努める。しかし彼はあくまでも哲学者たらんとし、センチメンタルやポエトリーに逃げ去ってしまうことはしない(他の哲学者からは感傷的と言われてるのかもしれないが)。本当に魅力的な人間だと思う。 だが氏はぼくの、あるいはぼくたちのそういった感情をあまり歓迎しないだろう。他人を崇めたり、愛し過ぎたりするな。孤独に、しかし他者と対等に関わり、自分の頭と身体で考えろ。弱さを軽蔑せず、しかし強く在れ。どの本を読んでも、こういった部分は共鳴してるように感じる。本書もそういった、厳しい部分があると思う。人によってはマッチョイズムや男性主義のように映るのかもしれない(明らかな読解力不足だが)。 文庫版の最後に、斎藤美奈子という評論家の解説がある。彼女は「哲学者などパンダやトキのようなもので、そんな希少動物が同じ希少動物の心配をするなど滑稽」という旨を記している。中島氏の文章はかなりクセが強くて偏っているのは間違いなく、それを真っ向から突っ張っていく解説は新鮮で笑えたが、しかし彼女の文章に対してぼくは何の温かみも葛藤も感じられない。フェミニズム系の論者だそうだが、フェミニストというのは他人の(特に男の)切実さに対してこんなにも冷酷な茶々を入れられるのかという薄ら寒さが残る。 しかし、中島氏は言うだろう。そんなことに怒ったり怖がっている暇があったら、どんどん外に出て、女性と話せ。傷ついて、怒って、悲しんで、考えなさい、と。

約22時間前

406f1245 066b 423b 87eb 22a797955e97C621b69e e0ae 4d54 8711 e222efe90d54D7c79481 afa4 4b32 94de 00088e7e9de0
フォト・ドキュメント 世界を分断する「壁」

フォト・ドキュメント 世界を分断する「壁」

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

トランプが不法移民対策としてメキシコとの国境に壁を作る、と言ったときにはなんと馬鹿なことを言うんだと思ったのだけど、ふと前から壁があったような...と思った時にちょうど目についたので手にとってみた。やはり随分前から壁があって場所によってはかなり立派な。そして自警団的に休暇を利用して国境警備をしている一般市民までいる。トランプみたいにtwitterで言わないだけで例えばオバマ政権のときも160万人以上を壁のところで捕まえて阻止している。ほぼ同じ民族、文化を有する人たちを分断する物理的な壁ってバカバカしいと思うのだが本作のようにたくさんの写真まで掲載されるとその思いが更に増す。有名どころでは38度線、イスラエルの入植地、北アイルランド、マイナーなところだとキプロス島、モロッコが西サハラに敷設したもの、そのモロッコにスペインが飛び地を主張して敷設したもの、インドがカシミールに敷設したもの、同じくインドがバングラディシュとの国境に張り巡らせたものなど。分断のばかばかしさと不条理さを理解するにはうってつけの作品だと思います。

9日前

A2c42132 e90d 4fe1 b5ef 607b02b13261C335b1d3 ec69 47b0 b017 eb7221575797
「ソーシャルデザイン」の教科書

「ソーシャルデザイン」の教科書

2a424aa4 a0ed 4638 9c9a da9203ffa4ed

sasamiwa

ソーシャル系の企画・広報やってま…

サステナブルが求められる世界において、日本の伝統的な美意識や価値観、文化や技術が極めて有効に活用出来る。そのことは、明治時代にかの小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンが喝破していたと言う。そうなのか。何度か彼の記述が出てくるが、改めて禅、侘び寂び、幽玄、雅、間合い、など簡素な美を宿す日本文化を学び直す必要があるように思って、大変興味を引いた。著者がいうように、少し前のデザインは、色や形を作れる(可視化のプロセス)一部の人のもの(狭義のデザイン)だったが、今はその認識が少しずつ変わり、特別な職能ではなく、どんな人もデザインマインドとスキルを手にすることが出来ると言う。その一方で、デザイナーは、狭義のデザインではなく、企画や経営、環境面をも見越したプロデューサー型のデザイナーになるべきとの厳しい意見も。本当に実力が問われる時代になったものだ。自分へデザイナーには到底なれないけれど、彼らと仕事が出来るレベルにはいたいと思う。 ただ、著者が言うように、今の日本の問題、教育や国際競争力の低下、地方衰退の原因を全てデザインマインドがないせいだ、とは思わない。そんな簡単な問題ではないはずだ。 事例がちょっと古いなとおもったら2014年刊行。なるほど。それにしても、最後事例紹介で終わってしまうのはどうなのか。最後のまとめ的な章がほしい。1番伝えたいメッセージが伝わらない。あと、事例の説明もイマイチ分かりづらい。。。はい、辛口ですいません!! 2021.01.04

約2か月前

59d66b88 a752 495a 9c95 3496452d9b185a88aaec 0c6b 4bb1 872c 52c53f582ee4