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ソ連からロシアへと一気に時代が変わった頃とその後の民衆の記憶。凄まじい。政治の側からだけでは見ることの出来ない歴史がある。

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読者

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スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの本

死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録

死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

「戦争は女の顔をしていない」が非常に良かった旧ソヴィエトのジャーナリストの作品。良かったと感想を書いたらこれも、とお友達が薦めてくれたので読んでみた。 内容はタイトル通りでソヴィエトという国家が無くなったために死を選んだ人達〜未遂で終わった人には本人から、成功した人には周囲の人から〜に何故そのような選択をしたのか、ということを聞き取り調査した記録。 収容所に入れられたり…いろいろ辛い思いをしても信じていた社会主義が崩壊したことで自身のアイデンティティまで崩壊していった人々のことが淡々と記録されている。優れたジャーナリストの作品にあるように、余計な意見を挟むことなく、取材した素材を編成することで物語を形成しており非常に興味深く読めた。彼女の他の作品も続けて読んでいくことにしたい。

約4年前

戦争は女の顔をしていない

戦争は女の顔をしていない

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

ベラルーシのノーベル賞作家の代表作。勝手に純文学と決めつけていたのだがインタビューから構成されたジャーナリスティックな作品だった。 ソ連は第二次大戦で最大の死者を出した国だがとくにドイツに対する緒戦は酷くスターリンの粛清で骨抜きにされた軍隊がボロボロにやられたこともあって兵士にできる男が足りなくなり、世界では珍しく一定年齢以上の志願者は男女の区別なく採用した。 結果、百万人以上の女性が実戦に参加したのだが、戦後のソ連はこの歴史を恥ずべきものとして封印、また社会においても戦場帰りということで迫害を受けた女性達自身も沈黙したこともあってその事実はあまり知られてはいなかった。 五百人以上の元軍人だった女性にインタビューを行なったものをまとめたのが本作。 看護婦、衛生兵はもとよりパイロットや砲手など様々な兵種の女性達が語るリアルな戦争のエピソードはどれも凄惨としか言いようが無く目を背けたくなるような話ばかり。 ペレストロイカ以前は出版することもできず検閲でズタズタにされたというのも頷ける。聞けば作者は国の恥を海外に売って金を儲けてる、と言われ長く海外暮らしを余儀なくされたようだが興味本位、金儲け目的ではできない仕事だと思った。他の作品も読んでみたいと思う。

約4年前

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