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動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打... 続き

コメント

後輩が送ってくれた本。一見して分からないものでも、そのカタチになるのには、ちゃんとした理由があるんだ。その理由を考え知ることが何事においても大切なのだと感じた。

人間の大きさと、寿命のアンバランスさがよくわかる。

自然には驚くことがたくさんあると気付かされた一冊です。

生物も物理法則に従うことがわかった。

人間にとって、全く粘り気のないサラサラとした液体である水は、微生物にとっては、粘性のあるネバネバした液体なのだ。

人間にとって、平らな地面は、蟻にとっては体のサイズ以上の凸凹を孕む道なのだ。

動物は体のサイズによって時間の感じ方や、外部環境の捉え方が異なる。学校で教わる科学は人間目線で書かれた科学でしかない。それは当たり前であるけれど、この本をもっと小さい時に読んでいればと少し後悔している。
生物の作られ方を知ることは、建築の作り方に通ずるものがありそうだ。

他の動物に留まらず、同じ人間であっても、他者の世界観が自分の世界観とら違うという前提を持ってものごとを観ることの難しさ、大切さを学んだ。

この本は生物学入門書となっていますが、内容が専門的で理解するのがかなり難しいです。1から10を理解するのはとてつもなく大変ですが、抽象的概念を理解するのであれば流し読みをオススメします。一言一句読むと脳が混乱するのでそういうものなんだという理解を大脳に刻みつつ最後にある付録で予備知識程度でいいと思います
マイナスな面を述べているように思いますが実はマイナスではなくプラスでもなくこの本の特徴を述べているだけです、あくまで私の主観なので
少なくても今とは違った新たな人生観になるのはほぼ間違いないと思います。

読者

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本川達雄の本

ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学

ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学

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Katsuhiko Moroi

乱読家です

昨年あたりからのストレス解消は、およそ仕事にも生活にも関係ない、どうでもいい知識を仕入れて悦に入ること。誰かに話すこともせず、「なるほど、すごいな」と思うだけで満足しています。 という意味では、この本は最高の時間を与えてくれました。著者は歌う動物生理学者の本川達雄さん。「ゾウの時間 ネズミの時間」の中で「ゾウさんもネコもネズミも心臓はドッキンドッキンドッキンと20億回打って止まる」と忘れられない歌を作詞作曲しています。 現在、知られている動物の種の数はおよそ130万、その95%が背骨を持たない無脊椎動物。本書はサンゴ礁、昆虫、貝、ヒトデ、ナマコ、ホヤなどを取り上げ、なぜ今のようなデザイン、機能を得るようになったのかを説明します。 面白いと思ったのは、昆虫は筋肉とクチクラという素材をバネに、羽という錘をつけてバネ振り子を構成。最初にちょっとだけ筋肉を収縮させてやれば、あとは自動的に羽の上下振動を繰り返すという話。貝殻の対数ラセンの話。体中に不味く感じさせる物資を持ったウミウシの話。ヒトデが星型(五放射相称)となった誰もが納得できる理由などなど。 圧巻は、ナマコの話。 ナマコの皮はキャッチ結合という組織により少ないエネルギーで長時間硬くすることが出来ます。「毒を備えており、捕食者の心配はほとんどない」。「動くといっても、砂を食べる場所を少々移動するくらい。そのための筋肉はごくわずかでかまわない。おかげで筋肉が少なくなり、体の大部分は身を守る皮ばかり。そんなもの、食べても栄養にならないから」「ますますナマコは安全になる」。そして著者は、そのような環境を「ナマコ天国」と名付けます。 最近、ジャカルタの都心に水族館が出来ました。タッチコーナーなるものがあり、サメの赤ちゃん、ウミウシ、ヒトデ、小型の熱帯魚に触れることができます。ナマコがいたので手で包んでみました。なるほど、幸せそうでした(笑)。 本書は再読に値する本と思います。著者の作詞作曲した楽譜も十分楽しめます。動物生理の学術書ですが、読書が娯楽であることを認識させてくれる新書らしい新書です。お勧めの★★★★。

3年前

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生物多様性 - 「私」から考える進化・遺伝・生態系

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Ritsuko

本の街 神保町で働いています。

新書レジェンドの一冊「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者 本川先生が、なぜ種(しゅ)を絶滅させてはいけないのか、生態系のシステムについてわかりやすく解説。ぜひ高校生の娘に読んでほしくて買ったけど、書名が堅すぎてとっつきにくそう。 むしろ帯裏のコピー「地球の裏にいる未知の虫が絶滅して、何か問題でも?」を書名に採用してほしかったなぁ〜

約6年前

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