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発行元から

「わだしは小説を書くことが、あんなにおっかないことだとは思ってもみなかった。あの多喜二が小説書いて殺されるなんて…」明治初頭、十七歳で結婚。小樽湾の岸壁に立つ小さなパン屋を営み、病弱の夫を支え、六人の子を育てた母セキ。貧しくとも明るかった小林家に暗い影がさしたのは、次男多喜二の反戦小説『蟹工船』が大きな評判になってからだ。大らかな心で、多喜二の「理想」を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの、波乱に富んだ一生を描き切った、感動の長編小説。三浦文学の集大成。

三浦綾子の本

氷点 (下)

氷点 (下)

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心に響いたセリフ、文章の覚え書。

自己中心とは何だろう。これが罪のもとではないか。          by啓造 この罪ある自分であるという事実に耐えて生きて行く時にこそ、ほんとうの生き方がわかるのだという気も致します。                by陽子

4か月前

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

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kanhk55194

心に響いたセリフ、文章の覚え書。

啓造には決してできないことをやったあの宣教師は生きていてほしかった。あの宣教師の生命を受けついで生きることは、啓造には不可能に思われた。 あの宣教師がみつめて生きてきたものと、自分がみつめて生きてきたものとは、全くちがっているにちがいなかった。                by 啓造

4か月前

道ありき―青春編

道ありき―青春編

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hikumahika

「氷点」「塩狩峠」などで知られる作家・三浦綾子の自伝で、小学校教諭時代から結婚までが描かれる。当時は死に至ることが多かった結核を患うことで、愛されるたびに自分の「愛される資格」について悩む。それでもキリスト教と巡り合ったことで人生を前向きに歩むようになり、われわれもこうして彼女の作品に触れることができている。「氷点」の登場人物のモデルになった人も数名登場しており、彼女の著作の原点を垣間見れる。

5か月前

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