41pq1366fbl

女の人を区別するのは女の人だ。既婚と未婚、働く女と家事をする女、子のいる女といない女。立場が違うということは、ときに女同士を決裂させる。 続き

コメント

子ども時代にある、女子のグループ、大人になってからの人間関係。
三十代半ばの二人の女性の視点の今と、回想のように挟み込まれる、高校時代の出来事とが描かれている。
心理面が過去から今へ繋がっている。
リアルに、あまりに上手に、人と人との関係、微妙な雰囲気の動き、気持ちの動きが描かれている作品。

少女時代と変わらぬ悩みも持ち続けている大人は多いのだと思う。

ーー本文引用ーー
なんのために歳を重ねたのか。
なんのために歳を重ねるんだろう。

なぜ私たちは歳を重ねるのか。生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、
また出会うためだ。
出会うことを選ぶためだ。
選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。
ーーーーーーーー

歳を重ねるごとに人と関わることを億劫に思う気持ち、とても良くわかります。過去に傷ついた経験が大なり小なりそれぞれあって、足枷になって、臆病になってしまう。そして、そんな世間の理想像とかけ離れた自分の姿に嫌悪感を抱いて、自分の殻に閉じこもってしまう。悪循環。そこから抜け出すためには、対岸の向こう側にいるような正反対のだれかに出会い、向き合い、繋がることが必要なのでは。
いや、例え意味の無いことだったとしても。
「また出会うために、前に進もう」

読者

8a90727c f0b8 44dd a493 ed5e9e1eebb5865cffbd 731a 4678 951e b461b4405005Icon user placeholderE344ca04 c576 4479 85dc 7c3c83597ed4Icon user placeholderDae3efb3 9757 405d af65 5c0ce498b4042c2a0c64 6c1f 4af7 8c54 e72c2224df6f5efbc12e e565 4bbf ad47 52662f6c5b5f 23人

角田光代の本

学校の青空

学校の青空

53e40bc2 f249 43d8 88dd 0d4b900b2a8a

岸本ミリ

好きなものは桃とクリームソーダで…

もっと今よりもっと若い頃、高校生とか10代の頃、命が軽かった気がする。でもそれは悪気があるわけじゃなくて無知ともまた違って、エネルギーばかり有り余ってそのままいつでも死んでしまえそうな感覚の中で生きているから仕方がなくて。そんなどうしようもない狭い世界の中で必死に生きる少女たちのお話。

2か月前

24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283c5aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5beIcon user placeholder 39