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コメント

『完全な無名人になる勇気を持てない自分にうんざりしてるんだ』
というのは、まぁ今もなお変わらず。
まだまだ子供なんだと読む度々に思うけれど、
そんな未熟さも人生として捉えていいんじゃない。
と思える。

サリンジャーは「思想ではなく兄妹の愛のストーリー」みたいなことを前書きで言っているけど、そう思って読むとすごく温かい話。最も好きな本です

おおいなる救いのものがたり

必要以上に自分を良くみせようと振舞うことに疲れている人は、たぶん大勢いる。

世の中の全てがインチキで、それを取り巻く連中もインチキだと感じる者には、世の中ってものは本当に堪えるんだよ、コレが。

だからこそ、ライ麦畑のあの人やグラース家の人々に会いたい人が途切れないんだ。

「私はただ、溢れまくっているエゴにうんざりしているだけ。私自身のエゴに、みんなのエゴに。

どこかに到達したい、何か立派なことを成し遂げたい、興味深い人間になりたい、そんなことを考えている人々に、私は辟易しているの。

そういうのって私にはもう我慢できない。実に、実に。誰が何を言おうと、そんなのどうでもいいのよ」

まったく、いいこと言いやがるぜ、サリンジャー 。

大好き。登場人物を頭の中で想像して、こんな音楽聞いてそう、とか考えて楽しくなる!

未熟であることを愛せる。こんな愛に溢れた本読んだことない。

等身大でグズだけど、本当に素敵なお兄さん。フラニーのような思春期だったからこそ、お兄ちゃんの愛がわかる。

サリンジャーの作品が、本当の意味で好きになった。

ちょうど自分と他人のかかわりについて考えていた頃、出会った本。
自分の考えていることは、ちっとも他人に伝わらない。
もどかしいけれど、今はそのギャップも楽しめる自分になれた。

大切な一冊です。

グラース家シリーズはやっぱりちょっと暗い。グラース家シリーズがサリンジャーのライフワークみたいなもので「ライ麦畑でつかまえて」のホールデンものはほとんどないのかも。「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる」にホールデンものの短編があってすごくよかったからもっと読みたいと思ったんだけどなぁ。

野崎孝さんの訳したFranny and Zooey。サリンジャーの宗教思想への傾倒により複雑。

ストーリーだけでなく、野崎孝氏による訳文に魅了された読者も少ないないはず。シーモアの残した言葉を求めて、分かりもしないヴァガバット・ギーターに手を伸ばしたのも良い思い出です。

読者

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サリンジャーの本

フラニーとゾーイー

フラニーとゾーイー

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さとしおおわき

本屋になりたい

東京都・国分寺市の古書店、まどそら堂にて購入。 少し古い本の、手作りと大量生産の間みたいな風合いが良い。 これからゆっくりと読みます。 どんな話かな。

約3年前