Btn appstore Btn googleplay
51%2bn5b8a xl

コメント

ダ・ヴィンチニュースの柚木氏との対談から引用させていただきますが、ひふみん曰く、
「たとえばバッハやモーツアルトの名曲は今でも人を感動させますが、私の指した名局というのは、今後50年、100年経っても色あせない感動を与えると自負しているんです。」だそうです。

相手を詰む寸前だとわかっていながら、でもそれでいいのか?という最後の一手を決めきれない、どう打ったらいいのかわからないそんな感じ。
捜査と並行して、真相が進むことで、うっすらと真実が見え隠れするけれども、それが真実なのか確信が持てない感じがで、先が気になり、どんどんと読み進めてしまった。最後まで飽きさせないストーリー展開で、映像化しても十分楽しめるエンターテイメント性も感じられた。

将棋については、詳しくないものの、ひふみんや藤井聡太くんの存在もあり、わりとストーリーに入りやすかったし、将棋士になることの難しさと将棋の過酷さがヒシヒシと伝わってきて、将棋に魅了される気持ちもわかりつつ、踏み込めない難しさも同時に感じた。

捜査のピースが一つ一つ埋まっていく快感。桂介の厳しい生い立ちと将棋との出会い。読者は相反する立場の目線で桂介という人間を知っていくことになります。上条桂介は、血に翻弄されたのか、将棋に翻弄されたのか。
事件の真相は、読者にのみ語られます。将棋がよく分からない私でも、熱量と緊張は充分伝わるものがありました。久しぶりに本の中に頭を突っ込んで覗いている感覚を味わいました。

大好きな柚月さんの、デビュー10年の集大成の作品。読後、さすが柚月作品に大満足だけど10年分の集大成に心が痛い。

ヒリヒリする。そして涙

将棋指しなので惹かれて即読了。
育児放棄され虐待を受けていた圭介と唐沢との運命的な出会い
「将棋」は年代を問わないとても魅力的な競技であると同時に人と人との出会いはほんと偶然に過ぎないわけでそれがいかに重要なことか。
重明の真剣の場面では、盤上に"命"そのものを投下した男たちの生き様を見ることができて、普段自分の指している将棋とまた違って魅力を感じることができた。
将棋の場面が出てくることは多いが説明もあるので将棋のルールを知らない人もその気迫を十分に感じれる作品になっていると思う。

良くまとまった社会派ミステリ。
ただ、途中で読者に情報を与えすぎ、ラストが読めてしまったのが難点。駒を他の物に置き換えれば別の題材でも書けるような話のような感じもあり、全体的に将棋の描き方が薄い気がしました。

読者

0c11947f 8104 40a4 a7f2 7a4f21ea6193B25pro1z normalCf34c2c6 0804 41a0 8c22 d1fa6319e1261df6722b c5f1 4381 a6ef cad8155f68fdIcon user placeholder7ac5e6eb d541 4717 89b4 dd077ce5e4fcIcon user placeholderEad79813 55bc 42b8 9354 716e42d497a8 51人

柚月裕子の本

暴虎の牙

暴虎の牙

840af13a 7572 4368 82d4 67845dac04e0

Bighead

趣味:読書、バスフィッシング、ガ…

シリーズ完結編。一気読みだった。

7か月前

Bf74771d fe87 4162 b1ad 3da191288c8dB25pro1z normal