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マシャミチ 4月から社会人です!ガンガン本読… |
書かれた絵の裏には、必ずニーズがある。これを読んでからは、絵画への見方が変わりました。
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マシャミチ 4月から社会人です!ガンガン本読… |
書かれた絵の裏には、必ずニーズがある。これを読んでからは、絵画への見方が変わりました。
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こんにャく ( ¨̮ ) |
美術史って?美術史を学んでも意味あるのか?と思う人に良い
美術館に行っても、ただ絵を見るだけだったけれど、これを読んでそれぞれの絵の意味を知りたくなった
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UD 読書好きの友達に影響されて、読書… |
27にしてこの本と出会ったけど、もっと早く出会っていたらなあとおもう。
昔は文字を読み書きできる人が少ないから、絵の役割は大きかったことなんて想像したこともなかった。
それぞれの絵に意味があって、時代とともに描かれる題材も変わってきた。
美術って面白い。
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ため息といき 本と映画と旅がすきです |
美術を考え、味わうための入門書。
ものごとを面白がるための方法として、美術に限らずかなり普遍的なことが語られているように思った。
まず第1章で、著者の基本的な認識が語られるのだけれど、ここから既に目から鱗の連続。
美術史の目的は、美術作品を介して「人間を知る」ことであり、それは「自分自身のことを知る」ことにつながる(!)。
そのために「なぜその作品がその時代にその地域で描かれたのか」、「なぜある様式がその時代にその地域で流行したのか」という思考をすることが、美術史の中心的な課題である。「なぜ」と問うことが大事。
では具体的にはどうやって考えたらよいの? そのための方法について解説したのが、第2章。
美術作品の味わうべき対象は、素材や技法、色彩や筆致といった〝物理的側面〟と、何が描かれているか、どのような意味を伝えているかといった〝精神的側面〟のふたつ。
これらを読むための方法に、図像解釈学(イコノロジー)があり、それは以下のふたつの段階からなる。
A ある図像の成立過程とその背景をみる
B ある図像を選択した社会的・精神的背景をみる
この方法は、ある図像には、かならずその図像が成立にいたった背景があり、それらは個人の心理と、社会が共有する世界観によって決まる(パノフスキー)という認識があるそう。ここまでが前談。
第3章では「必要性が無い限り絵が描かれることはない」という認識のもと、社会の動きと感情移入のしやすさという指標、ニュートラルな主題と商人層、鉄道の動的なイメージと表現技法などが語られる。これが本当に面白い。美術ってこう見たら面白いのか!という発見ばかり。
第4章のトピックは、技法と主題。
パトロンが、市民(古代ギリシャ・ローマ)→君主・教会・貴族・ギルド(中世)→富裕市民(近代)→市民・企業(現代)と移り変わっている、というのは言われてみれば当たり前だけど、企業というものの特殊性が浮き彫りになるなあと。
最後の第5章は、時代区分別に美術史の流れをがコンパクトに整理した辞書的な内容。
通信網の発達した現代における美術の問題を、(1)芸術家の職能、(2)伝達手段としての美術本来の存在理由の消失、と整理していて考えさせられる。これからの美術って、芸術ってなんだろうか。
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Furukawa Shiro 編集者 |
宗教絵画が主なので、ヨーロッパ史の流れが頭に入っていると、より理解が深まると思った。インデックスとしてはちょうどよい。
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32人 |
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神のごときミケランジェロ
デジタル・ミケランジェロ・プロジェクトの本を探しています。背筋と斜視について確認しました。 |
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マンガでわかる「西洋絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる!
ただ漫然と絵画を見ても、意味が分からないことが多い。西洋絵画の場合は、ギリシャ神話やキリスト教のことを知っていた方が、より多くのことを読み取れるだろうし、画家が挑戦したかった背景を知っていれば比較も出来る。 西洋絵画の歴史をマンガで分かりやすく解説しているので、入門にはちょうどいいかも。カラーで見やすく、画家同士の交流にも触れているので、楽しく読めます。
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「失われた名画」の展覧会
もう見ることができない作品の解説という面白い発想の本。 作る歴史もあれば失う歴史もあることを確認できる。 |
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いちばん親切な 西洋美術史
フルカラーで多くの絵画や写真が掲載されているので、画集として見ても面白い。自分の様な何となく気になった程度の美術史素人でも読み易く、入門としてお勧めです。
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