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東日本大震災の報道によって露になった、広告主(スポンサー企業)とメディア、そして広告代理店の癒着構造。この構造を作り上げ、独占的に支配する巨大広告代理店・... 続き

コメント

本書は広告業界最大手の『電通』に焦点を当てた『電通』批判という形をしたメディア批判であり、必ずしも『電通』だけを対象にしているわけではないような読後感を得ました。まずテレビというマスメディアがいかに洗脳(程度の差こそあれ、受け手の意向を左右させることをココでは「洗脳」と断っています)に向いているか?を描き、またメディアは中立である」、という刷り込みが間違っていることを示した上で、そのテレビ局の主旨をも変えられる存在であり、組織である広告代理店という存在に迫っています。

ここでは『原発・正力・CIA』(有馬 哲夫著 新潮新書)も扱っているのですが、いかにメディアのチカラが大きいのか、という事実を感じさせてくれますし、受け手側もメディアが中立ではない、という最低限のリテラシーが必要だと思います。しかし、最近の傾向として流石に新聞や雑誌、もしくはテレビやラジオの情報を鵜呑みにする人は減ってきているのではないか?と個人的には感じますが、実際のところは不明ですしね。

苫米地氏が言う広告代理店の仕事の中で私が特に気になった部分は(恥ずかしながら全く知らなかったのですが)広告代理店がCMなどの製作会社を社内に作っている、という部分です。苫米地氏も指摘しているのですが、広告代理店は、広告媒体からすると依頼主であるのに対し、製作を行うことで広告を出す企業の依頼主にも立てる、ということです。これは結構恐ろしい事ではないか?と感じました。

広告代理店である『電通』という会社の大きさと規模、そのシェア、そんなものを考えると、非常に怪しい雰囲気感じます。私は広告業というものの存在を否定するものではありませんけれど、しかしかなり虚飾的な業種だと感じています。もっとも、その広告に踊らされる消費者の存在があってのものですから、受け手の問題も大きいとは思いますけれど。

ただ、本書で掲示される様々な事柄の多くは推論の域であり、「苫米地氏の見解によってはそうでしょうけれど」という部分が大きく、特に『電通』に限った意見には飛躍とまではいかないけれど、あくまで推察であり、穿った見方と捉えられても仕方の無いやり方であり、論理的思考を、リテラシーを求める苫米地氏の論理と相反すると感じました。

メディアについて興味がある方にオススメ致します。

2012年 4月

読者

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苫米地英人の本

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umeshuuta

紙でもkindleでもオーディオ…

kindleの読み放題で読みました。ストレス解消本かと思いきや実は人生の生き方本…という思ったより深い内容でした。「ゴールに関係ないものは全てゴミ」とか「未来が過去を作る」とか、好きだなーと思う言葉がいくつかありました。あとはわざとなのかもしれませんが、全体的にちょっとキツめの文だなと感じました。頭の良すぎる人の特徴なのかな?マインドは理解できたけど、じゃあ次の行動はどうするかってとこまで自分にはうまくイメージ出来なかったのが残念。でも言ってることはすごく分かる。説明もすごく分かりやすい。そんな感じの本。

8か月前

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GTR

何か言いたくたる本にコメントを残…

本を読み終わってから、実際に一万円札を破いてみた。 予想以上に簡単に力を入れなくても破れた。 当たり前に、ただの紙だった。 「こんなものなんだ」と言う、何とも言えない不思議な気分になった。 でも、不思議に公開の感情はない。 少なくとも「一万円以上の価値」がある体験ができた。 読んで良かった本であり「一万円札を破る」と言う不思議な行動をさせる気になった貴重な本だ。 現代人は、自然と「資本主義」の世界観で生きていて、その「当たり前の前提」を疑うチャンスも無いので、本当に貴重な本だ。

1年前