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絵本の奥深さについて

読者

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東雅夫の本

文豪妖怪名作選

文豪妖怪名作選

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Shun

普段は帰宅後に、休日は散歩しなが…

全部で19篇。冒頭の尾崎紅葉『鬼桃太郎』は、桃太郎に浴びせられた屈辱を晴らそうと桃太郎退治に出かけた鬼の珍道中。挿絵付きでいきなりかっ飛ばしてくれます。泉鏡花『天守物語』は怪しくも美しい青獅子の戯曲。日影丈吉『山姫』は、一読妖怪探索の旅行記かと思わせといて、気がつくとあちら側へ。椋鳩十『一反木綿』、ほおこんなの書いてたんですか。内田百閒『件』は、なにを今更ですが、こういう並びで改めて読むとやっぱり流石ですね。巻末には東雅夫の懇切丁寧な編者解説付き。怖くはないですが、クスッと笑える妖怪達のあれやこれや。

3か月前

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京極夏彦の妖怪えほん (4) とうふこぞう

京極夏彦の妖怪えほん (4) とうふこぞう

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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

おばけを怖がる少年のところに、豆腐を持つおばけが出てくるという絵本。おばけが出てくるまで、少年が布団の中でおばけを想像して怖がって泣く場面、見ていて子供のころの自分を思い出しました。得体の知れないものに底なしの不安を感じてしまう、あの懐かしい感じが絵本の中にあるなと。後半、おばけを怖がる少年のところについにおばけが。読んでいてこちらも感じる絶望感。しかしやってきたおばけは豆腐を持つことぐらいしかできない。話しかけると喋るし、おばけの顔を触ってもおばけは怒らない。絶望からハッピーエンド(?)に至るまでの展開が面白い絵本。

7か月前