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1982年秋、専業作家としての生活を開始したとき、彼は心を決めて路上を走り始めた。それ以来25年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、100キロ・マラソ... 続き

コメント

実際日常的に走っている人の走ることについての文章が読みたくて読んだんですけど、読んでよかった。村上春樹の文章についてはつらつらと読めてしまい、気が向いたときに手に取るという感じでこれまで読んできたので、エッセイ的なもの(本作では「メモワールのようなもの」としていますが)は初めて手にしたのですが、元々いろんなことに興味のある人の文章という感じで、読んでいて面白いなぁ。しかし毎年フルマラソンを走り、また毎月走る距離を管理しているというのはすごい。あと小説を書くことについても書かれていたのが個人的に興味深かった。

読者

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村上春樹の本

アンダーグラウンド

アンダーグラウンド

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

地下鉄サリン事件から25年、先日のニュースで事件により脳に重い損傷を受けその後遺症と闘ってきた女性が亡くなったこと知る。この女性とその兄の事は「アンダーグラウンド」村上春樹著講談社、読んでいたので無力感というか人生の不条理について改めて考える機会となった。本書は事件の被害者達のインタビュー集である。不条理な暴力によって損なわれた事件前の日常生活を丹念に聞き出すことによりその尊厳を回復する一助になっているのではないだろうか。被害者達の人となりを限りなく優しく描写しているのも印象深い。 只、本文中のインタビューにあるように 「戦争が終わって何十年かのあいだに経済が急成長して危機感を欠いたまま物質ばかりが大きな意味を持つようになって、人を傷つけてはいけないだとかそういう気持ちがだんだん薄らいできた。そういうことは前からいろんなところでいわれてきたわけだけれど、それが実感として迫ってくるようになったんですね。」p.150 四半世紀が過ぎたネット社会の今日その危惧はより一層加速し他人に痛みを想像できないまま親指ひとつで人を傷つけていく。 最後に先日亡くなられた女性の兄が報道機関に寄せたコメントを紹介して女性と事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい、 「今年3月10日、病院に案内していただいた時には、亡くなっていますと言われました。 私は耳元でこんなことを言いました。 『幸ちゃん、25年間よく頑張ったね。お兄ちゃん、自分が頑張って下さいとまわりの人から言われてつらかった思い出があるから幸ちゃんには言わなかった。でも幸ちゃんはリハビリ、さまざまな困難に打ち勝って笑顔もみせてくれたよね。だから幸ちゃんにはリラックスしてオウムなんか忘れよう、楽しくいこうよ、って話したよね。でもお兄ちゃん、今は言うよ。25年間本当に、本当に頑張ったよね。お疲れ様。幸子、これからはなにも頑張らなくていいんだよ。ゆっくり休もう』 幸子、私たち家族に携わってくださった皆様ありがとうございます。本当に感謝いたします。」 2020年3月20日朝日新聞朝刊

16日前

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉

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Akamatsu

昼休み読書

村上作品は長期戦を覚悟しないと読めない。途中で飽きるわけではないけど、不思議で展開とか話のつながりが読めなかったりするので気持ちが離れがちになる。けどそこを補ってあまりある情景表現と物語の謎の魅力に惹かれてか、結局最後まで読む。これもそんな感じだった。もっと想像力豊かだとこの小説の感じ方変わるのかなーって毎回思う。

4か月前

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ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

村上春樹作品の英訳で知られる日本文学研究者ジェイ・ルービン。夏目漱石や芥川龍之介なども翻訳しているらしい…がイギリスの老舗出版社(だと思うんだよな。昔ペーパーバックってここのオレンジのやつしか無かったような気もする。なんかイメージ的には岩波?)から出した日本の作家の短編アンソロジー。序文を村上春樹が書いてて、自作も二つ収録されているが、なんでこれ?みたいなこと書いてて面白かった。正直なところ日本文学はそんなに得意ではないのだけどかなり面白く読めた。収録はテーマ毎で特に時系列というわけではなくこういう形式も面白いかな、と思った。列記するとこんな感じ。知らない作家も何人かいたけどどれもクオリティ高く選者の力量を感じた。小説好きの方にはおすすめです。 (日本と西洋) 監獄署の裏 永井荷風 (忠実なる戦士) 興津弥五右衛門の遺書 森鷗外 憂国 三島由紀夫 (男と女 ) 焔 津島佑子 箱の中 河野多惠子 残りの花 中上健次 ハチハニー 吉本ばなな 山姥の微笑 大庭みな子 二世の縁 拾遺 円地文子 (自然と記憶) 桃 阿部昭 『物理の館物語』 小川洋子 忘れえぬ人々 国木田独歩 1963/1982のイパネマ娘 村上春樹 ケンブリッジ・サーカス 柴田元幸 (近代的生活、その他のナンセンス) 屋根裏の法学士 宇野浩二 工場のある街 別役実 愛の夢とか 川上未映子 肩の上の秘書 星新一 (恐怖) 砂糖で満ちてゆく 澤西祐典 件 内田百閒 (災厄 天災及び人災) 大地震・金将軍 芥川龍之介 虫 青来有一 ピンク 星野智幸 UFOが釧路に降りる 村上春樹 日和山 佐伯一麦 マーガレットは植える 松田青子 今まで通り 佐藤友哉

8か月前

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