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コメント

焼き立てのパンの匂いがする。日常ってなんて薄っぺらくてなんて素敵なんだろう。

おそろしく無理をしていない小説である。
ストレートに書いた、という表現すら誤りになる。
ストレートには書かれてなどいない。
ストレートに書くのが躊躇われている部分では、
ゆっくりとしたカーブをこの小説は描く。
徹頭徹尾逃げているように思える。
(三十六計逃げるに如かず、ともいうが)
話も筋らしいものはない。
つくられたというより切り取られた話である。
絵画的というより、写真的である。
しかし多くの人間は小説に絵画的なものを求めて一ページ目をめくるわけで、
そこに写真的なものがあったとき、それがどう評価されることが多いかは、
覚悟しなくてはならないと思う。
加えて、こういう小説で生き残ることは極めて困難だろうと思う。
小説家にはなれるが、小説家であり続けるにはこういう小説だけでは難しいのではないか。
「こういうもの小説と呼んでいいんだぜ」という
小説というものの器の大きさを知るにはいい機会となった作品だが、
この小説自体はどうしても大きくは映らなかった。

読者

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鈴木清剛の本

ロックンロールミシン2009

ロックンロールミシン2009

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まなり

コーンフレーク

物凄く感動したりはしないけれど、服飾に関わっているひとならリアルに感じられる部分があって面白いです。読みやすいけどその分物足りない。

約5年前