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昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和23年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の4度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間... 続き

コメント

脱獄を4回繰り返した無期囚佐久間清太郎。彼はなぜ脱獄を繰り返すのか、その動機と手段とは?戦中から戦後にかけてめまぐるしく移り変わる激動の時代背景と共に稀代の脱獄囚を吉村昭が描く。反抗する対象や事態があればこその脱獄だとしたら応報刑ではない戦後の行刑政策の転換は事に佐久間清太郎にとっては効果的であっただろうといえる。もちろん作中に触れられているように壮年期を過ぎた年齢的な衰えも大きいだろうが。
佐久間の物悲しくも静かな終焉は高度経済成長を過ぎオイルショックを経て安定した時代と共に歩むようだった。
この作品は一人の特異な脱獄囚を通して昭和の時代を書いたともいえるのではないだろうか
「内部には異様な空気がひろがり、支所長をはじめ幹部の者たちの目は血ばしり、顔は青ざめていた」p21いつもの吉村昭節も健在。

破獄を試みる男と阻む男の攻防を描いた傑作。鋭い頭脳とズバ抜けた身体能力を持つ囚人を、最後に打ち負かした作戦とは。

★★

連続脱獄犯の人生
実在した連続脱獄犯のモデルがいる

戦中戦後の話 その辺りの時代物が好きな人にもオヌヌメ

知らないことが多く興味深かった。
看守の仕事はキツいなぁ俺は自信ない。

読者

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吉村昭の本

彰義隊

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hikumahika

輪王寺宮の敗走さらに敗走を描く。 後年、あの戦争に参加しあのような最期を遂げたとは知らなかった。

約1か月前

海の祭礼

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hikumahika

森山栄之助の出世物語とラナルド・マクドナルドの人生を描いた歴史記録文学。英米などの開国要求により英語通詞の必要性が高まったが、マクドナルドの日本上陸と蘭語通詞森山が邂逅する奇跡がペリーやハリスらとの交渉に大きく貢献する。

2か月前

海馬

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

副題に動物小説集とあるように人と動物が関わることで起きる物語の短編集だが、対象はあくまで人間だ。マタギのような宗教性こそ帯びていないがストイックな姿の老猟師が魅力的な「銃を置く」、長年愛用していた銃を警察に引き渡すとき「長い間おれの身を守ってくれてありがとう、と、胸の中でつぶやいた」p.203 この場面が特にイイ。この短編は「熊嵐」からの時間軸でのつながりもある。 ただ、映画「うなぎ」の原作にもなった「闇にひらめく」、(「仮釈放」も一部原作になっていると思う)を筆頭に女性観がふた昔まえというかそんなに男性に都合のいい話があるかな?と感じるのも事実。ただ小説が書かれたのは今から30年~40年前なので当時の視点はそうだったのだろう。

5か月前

史実を歩く

史実を歩く

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土川

よろしくお願いします。

丁寧な取材と資料の調査に感心しました。

1年前