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♩ ほんのむし |
2018年141冊目。
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みちづれの猫
同年代としてしみじみと読了 |
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ずっとひとりのわけじゃない
恋愛をおざなりにしてきた私。唯川さんの経験に驚嘆、驚愕しつつ、自身の恋愛について考えてみました。楽しいこともあった、幸せなこともあった、怖いこともあった、辛いこともあった。恋愛でしか得られない感情はやはり宝物でした。私にとって恋は活力にもなる、恋のアンテナは常に張っていたいものです。難しいのですが、、、。
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燃えつきるまで
すごく心臓にきました。ドキドキしました。 失恋により負った傷を、他の人と比べて『自分はこんな風にはならない』『この人の不幸よりはマシだ』と思い安堵する気持ち。 自分の惨めさを認めたくない気持ち。 恋を失った時、相手じゃなくてそういう自分と向き合うのが面倒だから恋愛に億劫になるのかもしれない。 やらないよりやって後悔だというのは、普段なら、前向きでポジティブでいい心構えだと思うだろうけどそうやって自分を決死に奮い立たせて起こした行動だからこそ犯罪になっていることに気づかない。 色々な要素が合わさっていて考えさせられました。 共感するってことは私にもその可能性があるのかなと、、、怖い。
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愛に似たもの
母親のようにはなりたくない。美貌と若さを利用して、すべてを手に入れてやる(『真珠の雫』)。親友の真似をして人生の選択をしてきた。ある日を境にふたりの立場が逆転。その快感が(『ロールモデル』)。過去の失敗は二度と繰り返さない。たとえ自分を偽っても、今度こそ結婚までこぎつけなければ(『教訓』)。など、幸せを求める不器用な女たちを描きだす8編の短篇作品集。第21回柴田錬三郎賞受賞作。
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