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ウルビーノの領主の非嫡子として生まれながら、傭兵隊長として財をなし、画家ピエロ・デッラ・フランチェスカや建築家ラウラーナ、マルティーニを育て絢爛豪華な宮殿... 続き

コメント

ピエロ・デッラ・フランチェスコによる特徴的な鼻が際立つ横顔の肖像画で知られる傭兵隊長にして小都市ウルビーノの領主フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの生涯からルネサンスの世界を描く。ヤーコプ・ブルクハルトが賞賛した、文化・芸術を保護してウルビーノを一流の都市に育てあげた英明な君主像は果たしてどこまで実像に沿っていたのか。弟殺しや戦争に負けたことがないとされる戦績、あるいはライバルのマラテスタ家没落の真相など、ブルクハルトの評価に隠れていた真実を明るみに出しながらも、豪華絢爛な宮殿、また当代随一の蔵書など、フェデリーコの文化的センスや知識を紹介していく。非常に読み応えがあった。
そういえば、あの名高い鼻は、鼻梁が視野を邪魔して死角が生じて傭兵隊長としては不便なので手術したという風にどこかで読んだ記憶があったけどそうじゃなかったのね…。にしても、目を槍で貫かれても軽口を叩く胆力には驚嘆。

読者

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ノンフィクション

飼い喰い――三匹の豚とわたし

飼い喰い――三匹の豚とわたし

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

SNSで知った作者。どうしてそうなったのか、は追って他の作品も読んでいかねばならないのだけれど世界の屠畜場を回ったルポルタージュを書いた作者が屠畜場に至るまでの家畜の状況を知るために実際に豚を飼って屠畜しそれを食べるところまでを綴った本。巻末に作者の写真が掲載されていて驚いたのだけどほっそりした方で、ほんとにこんな女性が巨大な豚を三匹も一人で飼うことができたのか!?という印象。挿絵というか説明図もいくつか書かれているのだけどそれは緻密で繊細な印象でなおのことびっくり。地元の農家や業者さんたちの協力があったとはいえ養豚が盛んな千葉県旭市で廃屋を借り、実際にそこを豚小屋件住居に改修し、子豚をいちおうは出荷できる状態にまで育ててしまう行動力には驚かされる。法律が許せば実際に屠殺も自分でやったんじゃないのか、という勢い。とはいえ名前を付けてそれなりにかわいがっていた豚たちが殺され解体されるところも見届け料理人にも渡りをつけて実際にその肉を食べる会を催すとか尋常ではない。昨年「生き物を殺して食べる」という似たような趣の作品を読んだのだけどそっちは狩りが主であったりちょっと文化の違いがあってリアルに感じるのには無理があったのだけどこれは日本での話だけにやはりリアル。多少なりとも食べ物に興味のある人にはとにかく面白いから読んでみて、とお薦めしたい。

6日前

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それがぼくには楽しかったから

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やまわき

カバと二条城とBack To

読み応えがあって面白かった。専門的な話も多いけれど、かなりフランクな語り口で割と気軽に読めた。用語の説明も独特で良い

14日前

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43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

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hikumahika

広島出身/精神科医/カープ/競馬…

Kindle Unlimitedにて読了。 2015年に起きた少年による少年の殺人事件について関係者に取材したルポ。被害者、加害者、それぞれの周辺、土地柄などをしっかり取材し事件の起こった背景に迫る。 ただ作者も書いているように、被害少年の父親には密着しているが母親に取材できていないため、致し方ないにしてもどうしても掘り下げが不十分である印象が拭えないのは残念だった。

28日前

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死体格差 解剖台の上の「声なき声」より

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hikumahika

広島出身/精神科医/カープ/競馬…

法医学教授が自ら多数行なってきた法医解剖から、死と生のもう一つの観点を提供する。「最後のお風呂」、幼子の遺体の解剖、さまざま「死に方」など、率直な思いが綴られており、心を揺さぶられた。

約1か月前

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