Btn appstore Btn googleplay
51ynkr1xssl

世界各地の屠畜現場を取材してきたイラストルポライターが抱いた、どうしても「肉になる前」が知りたいという欲望。見切り発車で廃屋を借り豚小屋建設、受精から立ち... 続き

コメント

SNSで知った作者。どうしてそうなったのか、は追って他の作品も読んでいかねばならないのだけれど世界の屠畜場を回ったルポルタージュを書いた作者が屠畜場に至るまでの家畜の状況を知るために実際に豚を飼って屠畜しそれを食べるところまでを綴った本。巻末に作者の写真が掲載されていて驚いたのだけどほっそりした方で、ほんとにこんな女性が巨大な豚を三匹も一人で飼うことができたのか!?という印象。挿絵というか説明図もいくつか書かれているのだけどそれは緻密で繊細な印象でなおのことびっくり。地元の農家や業者さんたちの協力があったとはいえ養豚が盛んな千葉県旭市で廃屋を借り、実際にそこを豚小屋件住居に改修し、子豚をいちおうは出荷できる状態にまで育ててしまう行動力には驚かされる。法律が許せば実際に屠殺も自分でやったんじゃないのか、という勢い。とはいえ名前を付けてそれなりにかわいがっていた豚たちが殺され解体されるところも見届け料理人にも渡りをつけて実際にその肉を食べる会を催すとか尋常ではない。昨年「生き物を殺して食べる」という似たような趣の作品を読んだのだけどそっちは狩りが主であったりちょっと文化の違いがあってリアルに感じるのには無理があったのだけどこれは日本での話だけにやはりリアル。多少なりとも食べ物に興味のある人にはとにかく面白いから読んでみて、とお薦めしたい。

人工肉とか昆虫食とか家畜のゲップとか菜食とか狩猟とか、肉まわりのことっていつもほんのり気になってるので読んだ。不穏なタイトルだけど、3匹の豚を育てる割とドタバタな奮闘記。世界の屠畜現場を見ている人なので、今さら殺すことを深刻ぶったりせず、肉になる前の豚の色々を教えてくれる。‬

読者

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c2abee3b1 71da 4dd8 9205 eb3fa5ad3996314dff71 eaf5 42ce bd43 bab0471cad01Icon user placeholder8a9d07e8 262e 4104 a224 e74b72dcc96f 5人

内澤旬子の本

世界屠畜紀行

世界屠畜紀行

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

自分で豚を育てそれをつぶして食べる、というノンフィクションが面白かった作者の打表作、なのかな。動物が食品になるまで、のルポタージュ。芝浦だけではなく、韓国、エジプト、チェコ、インド、沖縄、モンゴル、アメリカと屠畜場を巡り豚、羊、山羊、犬、牛、がどのように殺されて食品に加工されるか、を紹介した作品。世界を巡っているのは意味があって日本のように屠畜(屠殺ではなく屠畜、というところにも拘りがある)に関わる人が差別の対象になっているのか、を調べようというもの。その意味では日本では品川だけではなく沖縄と、皮革の加工に関わる地域も取材している。前者の屠畜場のルポタージュという意味では成功していて加工の過程がイラストも交えて丹念に紹介されており非常に興味深い。一方で後者の目的に関しては残念ながら全く達成できていない、という印象。作者自身が屠畜を見ても全く怯まないというかむしろ面白がる珍しいタイプということもあり、日本において何故、屠畜や皮革に関わる者が差別されたのかに関しては掘り下げが全くなされておらず、動物がかわいそうという意識があってそれが仏教の不殺生戒に結びついて差別に至った、という整理で終わっているのは少し残念だった。不殺生戒が差別の源泉であれば漁師や板前も差別されていたはず。その辺の掘り下げがあったらもっと良い作品になったのでは、と思った。尤も極めて興味深い作品なのは事実で、肉類を食べる意識が少し変わったかもしれない。

2日前

D3e4c275 4ddb 4e6d 82d6 df5fe724e79e8f80e5cc f258 4902 a28b 6b47f676166bBcd9e566 3d4e 4e46 b67b faad248c03e2
ストーカーとの七〇〇日戦争

ストーカーとの七〇〇日戦争

8a147539 d412 4499 b071 084ec14a5be6

キムチン(Yoko Okamoto)

大阪府出身

怖い。面白い。 面白い。怖い。 面白がっていちゃいけないんだけど…。 理不尽で恐ろしくて読んでいて苦しくなった。 よくぞ書いてくださった!と言いたい。

7か月前

E8727533 d28b 4d64 a5f4 724edc2a6f3c453f23e4 9c0d 4a6a a99c ba05b1900b9d
漂うままに島に着き

漂うままに島に着き

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

息詰まる東京暮らしから四国は小豆島での移住に至るまでとその後の生活。完全な田舎暮らしとも違う都市との付き合い方が長く続くコツか。高度資本主義にドップリつかった首都圏在住者には身に包まされる。全部は捨てられないもんな。悲しいが。

3年前

453f23e4 9c0d 4a6a a99c ba05b1900b9dD487fe1c d403 4567 8828 809aeb6f98690731509b 1626 4bd2 a788 59dbc54a3cba
ずるずる、ラーメン

ずるずる、ラーメン

883f2a9c f4ba 4fdd b1d7 26bc64e04093

まこと

二児の父親

ラーメンに関する随筆集。 以前読んだ「ずっしり、あんこ」に比べ、感動的な話もなく、どうでも良いような内容ばかりだけど、楽しく読める。 読んだ後の頭の中は完全にラーメン。早くラーメンを食べたい!

約4年前

B269b024 95e3 439f a195 51e50f65d85fAac560d0 7532 40fc a3f8 21dc0a7642691de89c3f 8172 4db4 a4d1 df85a332742f