4161yxzeefl

アウシュビッツ絶滅収容所に着いたユダヤ人を、ガス室行きと生存させる組とに選別した医師メンゲレは、優生学に取り憑かれ、子供、特に双子たちに想像を絶する実験を... 続き

コメント

アウシュビッツの医者でガス室送りの選別をし、囚人達を生体実験でいわば拷問して殺したナチスの医者ヨーゼフ・メンゲレ。敗戦と共に親ナチスだったペロンのアルゼンチンに逃亡した彼がブラジルの海岸で心臓発作で亡くなるまで、をあくまで小説として描いた作品。同じ南米に逃げた戦犯でもイスラエルに拉致され処刑されたアイヒマンと違って最後まで逃げおおせた逃亡生活が追う者達の立場も押さえながらリアルに描かれていてさながらノンフィクションのようでもある。道を踏み外した医者の生家が今では消滅してしまったものの世界的な農機具メーカーであり比較的潤沢な資金援助が得られたこと、また追う側の中心であったイスラエルも中東戦争などより優先度が高い事案が生じたことなどもありあと一歩まで迫られながらも逃げおおせた逃亡生活は追手に怯えながらの惨めなものであったと描かれているのだけども果たしてそのようないわば同情的な筆致が必要だったのか、ベートーベンを口ずさみながら人の生き死にを決めていたという純然たる悪に対してはもっと過酷な運命があっても良かったのでは、などなど考えさせられる作品でした。読み物としてはかなり面白かった。

読者

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

文芸

海が見える家

海が見える家

531459ff 570c 4dec b1f6 bc840f7e5c82

iguana

神奈川県横浜市在住、北海道生まれ…

2019/9/16 74歳で死んだ父を思い出す。人生の幸せ、この歳になって、じっくり振り返るのもいいかと思う。

約16時間前

Icon user placeholderDa3b1879 4d03 4418 b1a0 b96928ed83e1Cfbe46a2 0546 4a1d aea0 0888e9efbbcb
ファミリーランド

ファミリーランド

427c6b74 d757 4a90 b196 eb453196302b

リトル

小説も漫画も絵本も読みます 読む…

6話からなる連作短編集 今回は幽霊や祟りといったホラーではなく 近未来がこうなったら怖いなというゾッとするホラー ネットの普及で割となんでもできそうな現代だからこそ ありそうな、可能になりそうな話ばかりで こうはならないようにと祈るばかり

1日前