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ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身に... 続き

コメント

「カーナビの情報から間違っていたら目的地にたどり着けるはずがない。同じように、間違った知識を持った政治家や政策立案者が世界の問題を解決できるはずがない。世界を逆さまにとらえている経営者に正しい経営判断が出来るはずがない」と冒頭部分にある。その通りだ。政治家でも経営者でもないが、カーナビを万人が使うように、世界を正しくみる目はみんなに必要だろう。

途上国と先進国、の分け方ではなく、4つの所得レベルで世界をみること、極度の貧困は明らかに減っていて(平均寿命は70歳だし、極度の貧困は過去20年の半分に)大半が中所得ゾーンにいること、レベル4(一番所得が高いグループ)の暮らしをしていると、ほかのレベルの生活が想像出来てないのだと突きつけられる。
いい言葉だと思ったのは可能主義者。著者の造語だが、過去を受け入れ、現状をきちんと把握し、さらなる進歩を未来に求める。(自分なりの解釈)悪いと良くなっている、が両立するという見方も新しかった。
自然災害がひどくなっていると思っていたが、亡くなる人数は過去100年で半分以下になっているという。それは、100年前よりも人類が対応する術を学んでいるから。ネパールの大地震で9000人が亡くなっているが、汚染水による下痢で死んだ世界の子どもも同じく9000人もいる。地震をふせぐことはできないが、汚染水ら下水の仕組みなどで対応することができる。大地震はニュースになるが、下痢で亡くなる子どもたちかニュースになることはない。酔っ払いに殺される確率は、テロリストに殺されるより約50倍も高い。事実に基づく世界の見方の一例だ。

シカゴ条約で、航空機事故の原因を共有する仕組みが出来たことで、事故の原因の研究が進み、安全対策が作られ、世界中で使われるようになった。人類史上最高のチームワークの産物だと。これも知らなかったなー。こんな見方があるんだな。

2020.01.02

「ファクトフルネス」とは著者ハンス・ロスリングの造語で「事実とデータに基づいて世界を正しく捉えようとする態度」のこと。彼が作った13問の3択問題、通称チンパンジークイズはダボス会議参加者などのどんな優秀な人たちに解かせても母集団の正答率は滅多なことがなければチンパンジーがランダムに選んだ回答(33.3%)を越えられない。
人は様々な本能に縛られていて世界を悲観的あるいは劇的に捉えてしまっている。そして、それはネット上で糾弾されがちなメディアやプロパガンダのせいではない。自分自身の無理解やドラマチックな世界の見方から来ている。
この個人における「不都合な真実」を目を逸らさず受け入れることが、著者の遺作となった本書で訴えたかったことであり、ビル・ゲイツが本書を全米の大卒希望者全員にこの本を配ることを決めた理由なのだと思う。
世界を今より高精細な解像度で見つめ直すきっかけになる一冊。

自分達の知識がいかにメディアやその他、思い込みなどのバイアスにかかっているか、そしてそうならないようにするための方法を教えてくれる本。
普段からテレビやネット、広告などは鵜呑みにしないように気をつけてきたつもりでも、やっぱりショッキングなストーリーに引きずられていたという事に気づかされた。
正しい情報は自分から取りに行かないと、受け身でいたらダメなんて、ちょっと寂しいね。

自分がどれだけ思い込みをしているかがよくわかった。自分ではしていない、思ってることが事実だと思っていたけれど現実は違う。いつだって変わるんだって知ることが出来た。

『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』は著者が提唱している造語で、データや事実に基づいて正しく世界を読み解いていこうという考え方のことを指しています。

イントロダクションで登場するチンパンジークイズ、みんなはどれくらい正解しているのか知りたい。ちなみにわたしは2問正解、11問不正解で、正答率は15%とチンパンジーの半分以下でした。しょんぼり。

400ページ近い大ボリュームだけど、平易な文章で、図表も多いのでわかりやすい。

既に相当話題になっているけど、まだまだ売れそう。今年のベストセラー本になりそうですね。

世界は少しずつ良くなっている。
そう感じられるだけで、「世界には不幸な人々があふれて救いを待っている」と思うより、希望とやる気に溢れてくる。
変な罪悪感や居ても立っても居られないような苦しさが和らぎ、今いる場所で最善を尽くそうと思える。

100年前と比べて世界の状況は確実に改善しているのにメディアでの表し方や政治家による語り方によって人は事実とは異なる形で現状を認識している。本来の事実はこうであり、事実を正確に認識するには意識するべきことがある、ということを本人の体験談の挿話をたくさん交えてテンポよく語ってくれる。事実を正確に認識することと、事実よりも悲観的に認識、危機感をより強く持つこと、どちらが世界の為にはいいのだろうか?と、読みながら思う。

好奇心と謙虚さがある必要という言葉は、いいなと思った
書かれてることもこの二つのことが集約されている

読みながら、世界がどの方向に進めば「良くなっている」と言えるのか?と考えていた。

ビル・ゲイツが2018年に大学を卒業した学生の希望者全員にこの本を配ったというエピソードを聞いて興味を引かれたので(それにしても同じ成功者でも日本の成金とこうまでお金の使い方が違うものか...。)手にとってみた。筆者はお医者さんで途上国の公衆衛生の改善に貢献してきた経歴の持ち主で、その経験を通じて思い込んでいた「事実」と実態の間には乖離があることに気がつき、データに基づいて正確に世界を把握することの重要性を世界に知らしめることを自分の使命として活動された方。「いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?」みたいな設問と三択の回答形式のクイズがいくつかあってほとんどの人が高得点が取れない、それはなぜか、みたいな説明があって事実を踏まえて世界を把握するコツみたいな説明がなされる形式。自身の死期を悟っていたからか自分の失敗も反省もさらけ出していて迫力がある。個人的にビジネス書が苦手でちょっとそれっぽい雰囲気のところは苦手でしたがそれにも増して重要な内容の作品だと感じました。

思い込みの怖さを知った。世界は変わっている。真実を知ろう。
#factfulnfss
#世界は変わっている

2019-4-15 読了

昨年の誕生日に図星を突かれて母と喧嘩しました。コンプレックスと向き合える強さ、謙虚さを持とうと思う

勉強になった。
以上

謙虚さと好奇心、それを持ち続けることが大切。
そのとおりだが、それがとても難しい。

世界は少しづつ確実に良くなっている。
人類は急激に変化したので、その歪みを解消しつつ良くなっていく。
勇気をもらえる内容です。

近年日本の犯罪発生率は戦後最少を記録し続けています。0件にはならないけれど、社会全体で色々な努力をし続けてきた結果でしょう。
人の善意と努力で、世界は少しづつだけど確実に良くなっている、そんな希望を持たせてくれる本でした。

「世界は変わり続けている。知識不足の大人が多いという問題は、次の世代を教育するだけでは解決できない。学校で学ぶ事は、学校を出て10年や20年もすれば時代遅れになってしまう。」

「だから、大人の知識をアップデートする方法も見つけなければならない。」

まさに、アップデートが滞っている大人が自分だった。冒頭のクイズでチンパンジーと熾烈な争いを繰り広げ、1965年の出生率/死亡率データを「現代の」地図として走ろうとしてしまった。本書では第1章の内容時点で既にガツンともらってしまったのである。そこからはずっと、目の前に広がる、事実に基づいた世界の姿に圧倒され、感嘆し、悲しみ、悩み、でも期待した。世界は確かに問題を抱えている。けれどずっと良くなってきている。良くなり続けている。それが何より嬉しかった。

いつでも、どんな状況でもファクトフルでいられるよう、これからも何度も読み返そうと思う。
アップデートも忘れずに。

目からウロコ。自分も曲がりなりにも先進国と呼ばれる国に生まれた人として思い込みや驕りがあるなあと感じる。面白いけど、図書館で借りた期日までに読み終えるのはムリだった。買って読みたい。

圧倒的知識不足を自覚した上で、人が陥りがちな10の本能に惑わされず、少しでも正しく世界を理解出来るよう、ファクトフルネスを意識的に習慣にしたいものです。

また、著者造語の「可能主義」は、根拠のない希望を持たず、根拠のない不安を持たず、いかなる時もドラマティックすぎる世界の見方を持たないことで、不必要に世の中を悪く捉えることを回避するために良い価値観ですね。

犯人探し本能や単純化本能で思考停止に陥りがちなので改善していきたいです。

読者

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