Btn appstore Btn googleplay
41pbf%2bovfml

コメント

★★★★ 2019.12. 上下巻読了(Kindle)

読者

3d93e260 4419 4886 aad9 fd3f5c86706b15cc0f72 f7bb 4035 911e 724d99656147F3b5f76b 9a8d 4ccc b31c 6a221f502f1000a20a97 3d99 4e03 bc71 2639f8f8bd10A3b27df3 b7dc 4058 82c6 9e4a136003c23650ae01 f88a 4ef3 867f eaaf1488dc6756210284 c42b 444f a012 699dde075310Icon user placeholder 9人

恩田陸の本

文庫 錆びた太陽

文庫 錆びた太陽

64e50687 d69c 4a16 9e02 a2dc2e49048a

HSSISOLATED

人生で何度目かの読書熱

恩田陸製『GenerationZ』或いは『Walking dead』と言うと怒られるだろうか。 SF、ゾンビもの、アイザックアシモフ的ロボットもの、ゆるやかディストピア。 国土の3割が汚染され住めなくなった日本において、除染作業に携わるアンドロイド、そして立ち入り制限区域にはゾンビやらクリーチャーがごそごそしている世界だ。 物語の前提として、文明世界は健在であり、日本国とか政府・行政府も通常通り仕事をしている。 ユーモアと皮肉に溢れているのは、忘年会や省庁間のいざこざ、利権団体誘導的政治(家)といった「日本文化」までご丁寧に健在なところがゆるやかディストピアたらしめている。 登場主体は人間の女性、ロボットたち7体(ウルトラセブンと言うと商標登録に引っかかるのでウルトラエイトらしい)、そしてゾンビだ。 ところが不思議なことに、感情移入してしまう対象はロボットたちである。 このロボットたちは上司の指示と職務規定に従って毎日労働に勤しむ。 決まった時間に起床し、神棚に手を合わせ、p.14『「安全第一!」』とスローガンを唱え、指差し確認もする。 これらは現在の人間が行なっている仕事、営みそのものであり、「日常」である。 そこへ突然、国税庁から来たという女性、即ち「非日常」が入り込んでくる。 非日常を体験するうちに彼らはこう思う。P.162『もはや、ニッポンはダメかもしれない。そんなことを考えたのは初めてのことだった。』 つまり、非日常が人間(ボケ)で日常がロボットたち(ツッコミ)というこれまた日本的な構図が皮肉を帯びて見出される。 ポスト3.11に生きていて、そして(生き残る事ができれば)アフターコロナの世界でいかにより善く過ごせるだろうか。 p.493『その時その時で生きていかなければならないのも分かる。家族を養い、従業員を養い、食べていかなければならないという事情もわかる。自分がその立場に立った時、止むを得ない選択だというのも理解できる。だが、それでもなお、問わずにはいられない。ご先祖の皆様方。どうしてあなた方は「やめる」という選択肢を選ばなかったのか』 この台詞が突き刺さる。 その場その場を凌ぐため、その時その時の場当たり的な、内省・洞察なき即物的・即効的対応は最善と言えるだろうか。 そうではなく、在り方についての理想があり、そのために具体的方策を見出すべきではないか。 従って、具体的よりもまず抽象的から。木を見て森を見ず、上部概念から下位構造へ、戦略を策定して戦術を繰り出す云々。 この物語のロボットたちにはあるべき理想が策定されている。 それはロボット三原則、本作ではモラル三原則だ。 どうすればこれに抵触せず、最善を尽くせるかを彼らは考えられる。 まず理想とする姿があって、個別具体的行動をとる。 これこそ、人類が発展させてきた文明の善なる部分の姿であって、目先の欲求を留め、より大きな最大化された幸福、大義を獲得することが社会の正義、公共性ではなかったか。 この緩いディストピアの時代、緩やかに地獄へ落ちてゆく世界においてもう一度原理原則に立ち戻って理想の社会、世界について思わずにいられない。 それはそうと、物語として非常に面白く、あっという間の一気読みをしてしまった。

2か月前

Icon user placeholderCee9898e 9704 47ce 97e2 a3a55b47bfd7
禁じられた楽園

禁じられた楽園

04c76abd 4b57 48fc be97 c4eaf7c13742

こんこ

ホラー映画苦手なのに、スティーヴ…

★★★★☆ 恩田陸さんらしい、ファンタジーホラー小説。 次は何が起こるんだ!?とどきどきしながらどんどん読めました。 最後の30ページで大どんでん返し。 そこで好みが大きく分かれるかな?

4か月前

蜜蜂と遠雷(下)

蜜蜂と遠雷(下)

D5457f7c 4637 462f 88e8 e397e32ae453

Takuya Matsuda(Yamamoto)

島根県/双子/社会福祉法人(支援…

新婚旅行に持って行った一冊。 クラシックをよく知っていたら、もっとこの小説を楽しめるんだろうな。 感動は周りの人達を成長させる。人の心を動かす力はとても魅力的だ。 「人を感動させたい」=「人を成長させたい」でもあるのかなと物語を読んで見て思った。 求めていく気持ちをしっかりと自分の中で持っていること。とても大切なことのように思う。

8か月前

Icon user placeholder92a74c15 b62c 414d 8546 6351ea43f7f58469ba0c 4257 4a24 9415 499470759975 62
祝祭と予感

祝祭と予感

Ca7b5bd3 81fd 4de2 a5f2 a19c195d572b

Kei Kawakami

I love books

「蜜蜂と遠雷」の映画を見た帰りに、本屋で見かけて、即読了。続きが読みたいと思わせるスピンオフ。この本が第二章のプロローグであることを切に願わずにいられない。

9か月前

Bf74771d fe87 4162 b1ad 3da191288c8d81cfd53c 1c47 4336 83c1 74831f1d6d13E3007692 166c 4ba4 b573 e6081beed36d 40