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「少なくとも、それまで若く瑞々しいという理由で私たちを蝶よ花よと可愛がっていた年上の男たちが今さら手のひらを返したように『20代の女の子ってそんなに面白く... 続き

コメント

やっぱり男は若い女が好き、とか、高度に教育を受けた女よりはバカな女がモテる等々、偏ってない?と思った。が、読み進めていくうちに、面白く、納得させられる文章に魅かれた。
そもそもそういった方々に縁なく、女心とは複雑難解であるため、少しでも理解につながるような、女性の内面を言葉にしてくれた本は有難い。
偏屈だったり、アンビバレントだったり、昨日と今日の言葉が真逆だったり、いきなり不機嫌だったりと、これまで匙を投げてきた言動も、魅力的だ、奥深い、ととらえられる男がいいな、きっと。

頷く内容ばかり。各タイトルも秀逸。フォントがコロコロかわるのだけが意図的なことは理解しているがこちらの読書スピードをコントロールされているようで残念。

2019年出版時の時事に重ね合わせて著者がパワハラ、セクハラ、不倫、様々な男女の問題について書いたエッセイ。
鈴木涼美節と言われている著者のキレキレな文章で、今昔の歌や流行った文句をトンチのように折り込みながら最近話題になった事象についてツラツラ書く。各章結構長く、峰なゆかの漫画を間間に挟むからかKindleなのに文字表示されずとにかく読みにくいが、ズームインアウトなんて気にならない程とにかくおもしろい。話がおもしろくて話題が多い大好きな女の先輩があれやこれやについて上手い表現使いながら軽やかにだらだら話しているのをお酒を飲みながら聞いてゲラゲラ笑う二次会、そんなエッセイ。
もはや中身なんて無いのかもしれないし、中身なんて求めてないから、この本終わらなければいいのに…と思ってしまうくだらない名書。

読者

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鈴木涼美の本

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電子書籍ラバー 記憶に残すために…

学歴、不倫、出身地、等たくさんの切り口で、真逆な選択をした女性達の幸福と不幸が描かれている。著者の鋭い分析力と流れるような文章によって、もはや内容なんてどうでもいいからこの文章を読み続けていたいという気にすらなるが、登場する女性達が多様でありながらも、自分自身に重ね合わせたり、そういう人いるいると知人に重ね合わせることができる。 著者があとがきにも書いているが、女性の人生は抑圧され差別されてきた祖母の時代から、それを一生懸命打ち壊してきた母達の時代を経て、今は差別されながらも多くの選択の自由を与えられている。しかし選択の自由を与えられたからこそ、言い訳ができない苦しさや寂しさがあり、選択の自由を与えられてもなお、女しか子を産むことができず、それも35歳までじゃないと安全じゃなかったり妊娠しづらかったりする。未だに女性であることで縛られる部分や、選択を男性ほど自由に組み立てることができない不自由さがある。そんな苦しさや、あの時にこうしていれば自分はもっと幸せだったんじゃ…と誰しもが考えてしまう隣の芝生を、実際覗いてみたらどの芝生も青くなんかなかったと著者が教えてくれる。

15日前