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木造の五重塔は地震で倒れたことは無い!  なぜか? 聖徳太子によって百済から連れてこられた 宮大工が創業した世界最古の建築会社、 金剛組をモチーフに描く... 続き

コメント

西暦578年、飛鳥時代の創業という世界最古の会社である金剛組の歴史を小説仕立てにしたもの。冒頭、聖徳太子の声が現代人の耳に届いたりしていたのでファンタジー仕立てだと嫌だな、と正直なところ思ったのだがそれは杞憂だった。流石に手練の作者だけあって寺社建築のために百済から渡ってきた創業者の話から、戦国時代に寺が焼かれてしまう話など過去の要所要所を経て現代の話に至るところを荒唐無稽にならずまとめてある。高温多湿な上に地震の多いこの国でいかにして何百年も倒れない五重塔をたててそれを維持してきたのか、ただ単に建てたときの話でなく、維持してきたところも網羅してスカイツリーの構造にも繋がる技術なのだ、ということまで網羅しようと思うとこの形態しかなかったのかも知れない。時空を超えて現れ聖徳太子の声を伝える木札とスカイツリーのストラップ、というものが登場し重要な役目を果たすことに違和感を持たれない方にはおすすめできると思います。

物語というよりも、五重の塔に関わる宮大工達の歴史を読んでいるようだった。
伝統と技を繋いでいくことの難しさと、繋いできた誇りを感じる。
ストラップが喋るのは、もっといいアイデアはなかったものかと思ってしまったが。
それぞれの時代の物語には、引き込まれた。

読者

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●Twitter:https:/…

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