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あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたの... 続き

コメント

生々しい本だ。
爽やかな冒頭に騙され
だんだん毒に侵される
心の痛みに鈍感な人は
絶対読んでほしくない

ネグレクト、性的虐待、小児性愛者、DV、解離性障害、私宅監置、デジタルタトゥー、対象喪失・・

連鎖していく病理。

あまりにも痛々しい物語に途中で数回の挫折を挟み、ようやく読み終える。

この物語に対して言えることは少ない。

この痛々しい物語は決してお伽話ではなく、実際に起こっている。

この物語に善悪はない。

この登場人物たち誰一人をも責めることはできない。

だからこそ、読むことで彼ら、彼女らの人生に寄り添う事が苦しい。

そして、知らず知らずのうちに自分は誰か他の名も知れぬ他者を傷付けていないだろうかと恐ろしくなる。

或いは、身近な他者をも、悪意なく傷付けて生きてはいないだろうか。

読む者に罪悪感と抑うつを植え付ける。

しばらく時間をおいて再読したい。

音のない世界を虚像の自分と生きる。
いつから意志を失ったのかわかり得ない世界は思うより近くて、みんなの側にある。
マイノリティであることに執着しない生き方は、思ったより自由で、見上げた空は広い。
幸せだと勘違いしながら生きるのは、大事。

「あの家には帰りたくない」
小学生の更紗を救ってくれたのは大学生の文だった。きちんとした文と自由な更紗の楽しい生活は長くは続かなかった。
世間は2人を誘拐犯とその被害者として引き裂き、好奇の目で見つめ、何年経っても彼らを苦しめる・・・という話。

この本を読んで感じたのは、最近の世の中の風潮に対する違和感。新聞記事やネットで手にした情報を元に、真実を知らない第三者が正義を振りかざして他人を平気で傷つける、そんな風潮。こんなことなくなれば良いのにと思った。
「事実と真実は違う」という言葉がこの作品を象徴している。

読み応えのある作品でした!
その人の辛さや叫びが直に伝わってくる感覚で
読み終わったあとも自分ごとのように
絡みついてきます。

この世の中にはいろんな人がいるけれど
その人にはその人の人生があって
なんとない善意が人を傷つけることもあることを考えさせられます。

人は結局、今まで生きてきた自分の中の物差しでしか人を判断できないのだと思います。

辛く悲しいお話だけど
最後には希望が持てる
そんなお話だと感じました。

家族の形、しあわせの形はいろいろ。

主人公たちが笑顔でいられる世界でありますように!

ステレオタイプでしか物事をみれない
いわゆる、自分や世間で言われてる常識の中でしか物事を判断できない。

現代のSNSでの問題や、報道

改めて、本質はなんなのか
見極めるスキルが必要だと

物語とは少し離れてしまうけど
そう思いました。

1番好きなのは5章の最後。
友だちや先輩後輩や恋人や家族、カテゴリーに嵌らない嵌めたくない関係はきっとどこにでもあって「あなた」と「私」で十分。
関係に名前がつけられない分、誰かを傷つけてしまうかもしれないけどそれでも私はあなたといたい

誰にも打ち明けられない秘密と誰にもわかってもらえない気持ち。それを分かち合える人と出会えた奇跡。どうか二人には幸せになってほしい。

わたしの手にも、みんなの手にも、ひとつのバッグがある。それは誰にも代わりにもってもらえない。一生自分が抱えて歩くバッグの中に、文のそれは入っている。わたしのバッグにも入っている。中身はそれぞれちかうけど、けっして捨てられないのだ。            by 更紗

裏帯の「主人公の二人に祝福を」っていう意見に激しく同意。

犯罪者による、事件の美化バイアスか?という先入観を持ってから読書開始。
被害者の視点を使って、加害者が美化するお人形さん遊びなら、ロリコンという素材にも連想しやすくイメージが合致もする。
久生十蘭の湖畔を念頭に置きながら読んでいるが、オレンジページに連載された連作短編パリに行かないとか何とかに文体がそっくりで失笑してしまう。あの連作は女性を嘲る意図しかなかったので、本作もヒロインを蔑みながら書いている感がある。
同じ文体・文章の癖である本作は同一人物の執筆と推定されるので、
この著作自体が、犯罪?
という印象強い。
広告代理店に何か強力なコネでもあるのか、c級AV⁇みたいな薄い内容で侮辱的なストーリー展開、変態の喜びそうな下衆事案を美化するのが、モラルに反する方向なのに
そっちジャンルに入れない広告展開な方針て言うのが
如何にも不審です。
クライムや変態性癖に分類したリリースならともかく、
美化
し過ぎて気持ち悪いです。通報していただきたいです。

まだ途中までしか読んでない
現時点で
W.フォークナー?でしたか?焼け落ちた納屋を想起させる、関係性の配置
しかし、現実には無い色々を美化要素や悲劇っぽい演出に使っていて、
それらを剥がすと変態性癖しか…。
読み進むうちに、
焼け落ちた納屋を隠しモチーフに使っていることも、社会派を気取る変態性癖って印象になりました。

まだ途中なんですけどね?
続けて読む気が失せます。

これ推挙した本屋⁇複数ですか?
リテラシー弱いの⁉️

2020年93冊目。これは本屋大賞だーーーー。しあわせは外からははかれない。そもそもしあわせってなんだ…。迷走。/20200613

ずっと苦しくて冷たくて、海の底で静かにもがいている中で、かすかに感じる鼓動のような温かさ。そして、親切心という冷たさと善意という名の振りかざされる刃。読んでるこちらが苦しくなるぐらいの心理描写、情景描写ではあったけれど、読み切るとこができたのは、その中にも、どこかに温かさを感じられたからかもしれない。

最後に残された微かな希望。微かな希望ではあるのだけれど、その希望は大きくも感じさせてくれた。

事実とは違う真実の愛の形=2020年本屋大賞受賞作

20200419

「彼が本当に悪だったのかは、彼と彼女にしか分からない」
この本の世界にこう考える人がいることに、心にダメージを受けまくった私も救われました。

事実と真実は違う。胸に刻みます。

読者

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