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snake 全て読破済 たんなる本オタク |
シリーズ第6弾
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きたきた捕物帖
宮部みゆき作品 初購入!
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スナーク狩り
宮部みゆき特有の、相変わらず重たい結末でした。 しかし、その重さと反比例するように、話のスピード感はスポーツカーのようにぶっちぎりに速い。 かと言って登場人物達の心理や背景を置いてけぼりにすることはなく、むしろ多すぎる程の荷を拾うのに勢いは最後まで衰え知らず。 あまりにリアルで生々しい話なので中高生には少し早いかもしれません。 それでも私は宮部みゆきの中では一番好きな話でした。
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この世の春(上)
普段、時代ものは読まない。役職やら言葉やらが何もかもしかめつらしく、全く頭に入って無いため、つまらなく感じるからだ。 しかしオススメとあらば読まざるを得ない。 結果、大変に面白くズブズブと物語に耽ってしまった。 確かに、序盤は江戸時代の政だのなんだのと不勉強には痛い言葉の羅列が続くが、それも話半分で読んでおけば大丈夫。 そこさえ乗り越えれば、あとは下巻まで一直線。流石は宮部みゆき。 ミステリーだが、主人公多紀と物語の中心にある重興の心の通わせ方に涙腺を揺さぶられる素晴らしい小説。 ほぼ内容には触れてないけど、読めば分かる。
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R.P.G.
伏線が手に取るように分かるのに真相が掴めない。 正義と報復を履き違えないでいられる人は、どのくらいいるのでしょう。 犯人が分かる事より、騙されたと思う事の方が数倍気持ちいい。 読後は、タイトルを読んで気持ちよくなってください。
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