9784140912645

発行元から

魚食こそが、人類拡散の原動力だった!

なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。

島泰三の本

ヒト―異端のサルの1億年

ヒト―異端のサルの1億年

A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3e

らいこ

ファンタジー好きな、雑食読みの積…

確かにヒトは異端のサルだった。 毛皮を持たず、直立二足歩行。よくもまあ、生き残ってここまできた。長い長いサルの歴史末端で、よくもまあ、地球上に広がったものだ。 ネアンデルタールの絶滅についての仮説と、ホモ・サピエンスの持つ「オーバー・キル(資源の回復不可能なまでの利用)」の特徴など、後半に展開される論は興味深い。

5年前