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snake 全て読破済 たんなる本オタク |
宮城県警シリーズ 第二弾
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鑑定人 氏家京太郎
氏家の仕事に対する向き合いかたは、嫌いではないし、反論するセリフは小気味がいい。 しかしながら、それは理数系の許容範囲であるので、 キャラクターが濃いというわけではない。どちらかと言うと黒木の方がアクがある。 鋭い観察力と真摯な姿勢は、民間の鑑定人であることの安心感をもたらす。 鑑定という職業の特化生をもっといれてもよかったのでは? 推理と真実がこの本の主旋であるので、犯人当てのスリルはない。 シリーズ化になりそうな気配。 |
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能面検事の奮迅
2022/03/20 読了 神戸連続児童殺傷事件、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件、森友学園問題、そして在日差別問題と色々出てきます。 それにしても能面検事、こんな人が直属の上司だったら耐えられないですね。有能ではあるけど。
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七色の毒
手を下すと犯罪だが、言葉の誘導ではどうか。 陥れられる善人顔は、案外身近にいるのかも。
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護られなかった者たちへ
2021/10/03 読了 テレビで映画の宣伝をしていたので読んでみた。作者が最近よく読む中山七里だったとは。死体の臭いの描写が『ヒポクラテス〜』ぽい。見事に騙されました。コロナ禍の今、社会保障制度を問題とする作品の映画化とは…。でも、それ以上に人とのつながりの暖かさを感じました。
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