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なかむう 小説が好き。 |
短編集。「孫係」と「オーロラ」が好き。「孫係」は親子関係も含む人間関係に悩む人には、いいヒントになると思った。
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なかむう 小説が好き。 |
短編集。「孫係」と「オーロラ」が好き。「孫係」は親子関係も含む人間関係に悩む人には、いいヒントになると思った。
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sumirenkon 1冊 / 1ヶ月 ( |
「おまじない」
読み終わってタイトルに納得した。
短編集になっていてサクサク、サクサク読み進めてしまうが、その一つ一つのお話に込められた思いがとにかく深い。どのお話も、どの言葉も、どの文字も読み飛ばすことができない程惹き込まれてしまう。(一寸大袈裟か)
登場人物の弱さや脆さが「言葉」によって補完されていく。決して急に強くなったり、美しくなったりはしないのだが、その言葉によって掬われる。泥の沼や真っ暗闇、劣等感や罪悪感。そんな場所から彼女たちは言葉によって掬われていく。決して救われはしない。ただ掬ってもらうだけ。あとはどう考えるか、どう生きるかは彼女たち次第。そんなお話が詰まった1冊だった。
またそれぞれの「おまじない」が厚かましくなくて良い。わざとらしくない、自然と彼女たちの心に触れるように散りばめられている。だから読んでいてすっと入ってくる、感じがする。
西加奈子さんの本はどうしても読み返してしまう。意味が分からないわけじゃないし、難しい表現や言葉が使われているわけでもない。
ただより深く理解したい。より自分のものにしたい。と気づいたら何度も読み返してしまう。
今回は一気に読みすぎたのでまた少ししたら読み返してみたい。
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12人 |
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こうふく あかの
西加奈子さんはいつもあとがきがとっても良いと思う。自然で。あとがきを読んで初めてこうふく みどりのがあると知った。プロレスが好きではないが、読み進めることをやめられない。みどりの存在を知ったら読みたくて仕方ない。物語の内容云々より、読んで消化したい衝動に駆られる。
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サムのこと 猿に会う
2020年143冊目。0815 |
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(2-1)i
ほぼ同い年。大学院に行ったところまで境遇が同じですごく親近感。自分の人生を振り返るようだった。そして、私は世界で起こっていることにはほぼ興味を持たず生きてきてしまったことを恥ずかしく思った。 西加奈子、やっぱり面白い。すごくすごくすごく力強い。作家として意識的で力強い。すごいなぁー。
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まにまに
なんで今まで読んでなかったんだ! と後悔するほどの面白さ ほんとそうだよねーと勝手に意気投合してしまう 「本のこと」で紹介されている本も気になっていたものばかり 大満足の一冊です
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