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ぬぬに 非ワカモノです |
1992年に単行本。1995年に文庫化。そして16年ぶりに再刊されたのがこちら
氷室冴子がジュブナイルの世界から、一般文芸の世界へ越境し始めた頃のエッセイ集
作家本人の特性故ではなく、トップランナーであったから、そして女性作家であったからこそ受けた体験の数々が綴られています。
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ぬぬに 非ワカモノです |
1992年に単行本。1995年に文庫化。そして16年ぶりに再刊されたのがこちら
氷室冴子がジュブナイルの世界から、一般文芸の世界へ越境し始めた頃のエッセイ集
作家本人の特性故ではなく、トップランナーであったから、そして女性作家であったからこそ受けた体験の数々が綴られています。
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4人 |
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ざ・ちぇんじ!
130万部売れた、昭和の名作少女小説。 男として育てられた姉と、女として育てられた弟。帝の命で姉の朝廷出仕が決まったところからのドタバタ劇。 綺麗にラストは収まるところに収まる。ストーリーテリングの巧さが際立つ。 後の大ヒット作「なんで素敵にジャパネスク」に繋がっていく作品。 |
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雑居時代 下
最初期の氷室冴子作品。 才色兼備、文武両道。でも性格は最悪のお嬢様ヒロイン。 でも実は結構お人好しで、いろいろ画策する割にはどれも成功しないし、地雷踏み抜いてドツボにハマったり、ドタバタぶりが楽しいシリーズ。 |
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雑居時代 上
才色兼備・文武両道の完璧なお嬢様なのに、内面は腹黒陰険キャラというヒロインの設定が素敵過ぎる。 ヒロインの言動が過激過ぎて、今の倫理コードだと多分世に出せない(笑)。 後に出た愛蔵版はその辺かなりリライトされてるみたい。 |
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アグネス白書 ぱーと2―青春コメディ
シリーズ最終作。 BFと喧嘩したり(BFって言わなくなったね)、生徒会の権力闘争に巻き込まれたり、残念美人な友達に翻弄されたりと、楽しく続いていく女子校生活を愛でる作品。 もっと読みたかったけど、当時ではこれが限界か。氷室冴子としては最初のヒットシリーズだった。 これ今にして思えば『マリアさまが見てる』のご先祖さま的な作品かもしれないね。
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