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mia 読書記録として 読んだ本との関係… |
雰囲気に惹かれたカフェに置いてあった一冊。
紅茶をいただきながら読んでたら読みきれなかったので、図書館で借りて読んだ
ぼくと小鳥ちゃんの、出会いから日常
時間がゆっくり流れるように感じる
主人公は窓辺でコーヒーを飲むことや、習慣を大事にし、彼女は日々の細かなこと、朝の空気やお花などを大事にしていて、ぼくはそれを眩しげに見つめて、充足感に浸る。
読んでいるだけで風景が目に浮かんで、日常の幸せを感じる。
最後はちょっと「ぼく」が複雑な気持ちになる。けれど、相手が小鳥ちゃんじゃなくても、彼はきっと同じような気持ちになる。相手を所有物(雑に扱うという意味ではなく)のように認識していると、そういう気持ちが起こり得るんだろう。けれど、その人の見えないところまで大事にしていれば、きっとそんな気持ちにはならないんじゃないかと思う。
例えば友人が、ぼくが気に入らない人と仲良さそうにしていたら、しかも気に入らないことを友人に伝えていて、偶然私服で出かけてるのを見たりしたら、それだけで彼は繰り返すんじゃないかな、と。