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貴子(きこ)と永遠子(とわこ)。葉山の別荘で、同じ時間を過ごしたふたりの少女。最後に会ったのは、夏だった……。25年後、別荘の解体をきっかけに、ふたりは再... 続き

コメント

お嬢様がゆるり書いた本みたいに揶揄されているのを見ますが、丁寧でゆったりとした美しい文体で、女の子たちの関係もどことなく親密で花とアリス、そしてその後みたいな感じ。ふと春の風が外で鳴る遠くの街の一軒家で読みたい感じの一冊。

自分の25年間に、語るべき何かがあったのか。

文庫で100ページあまりの短い小説だが、その世界は透明でありながら朦朧、確固としたものでありながら脆弱、そんなイメージを持った。それは、二人の少女が25年後に再会するストーリーの中で、夢と現が交錯し、記憶がすれ違い、時間軸がぶれつつ進行する、その不安定さにある。不安定でありながら同時に、丹念に積み上げられた言葉たちが活き活きと紡がれる。だから、どんな短い言葉にもそこに何かしら意味があるのでは、といちいち考えさせられる。たとえば、こんな言葉に。

「雲量」ということば……
ダンクルオステウスといった古代魚……
巨大な百足……
道路反射鏡と向日葵……
顕微鏡、柱時計、琺瑯鍋、寸胴鍋……
蓮根の甘酢漬け……

美しい文章。

流れてゆく時間さえ美しく儚い。

25年という時を経ての女性2人の再会。ほんのりと甘く、優しい読後感。

読者

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朝吹真理子の本

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僕の人生に起きている事のはずなのに、誰かの身におきたかのように、遠くでそれを思う。

3か月前

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きことわ

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リトル

小説も漫画も絵本も読みます 読む…

幼い頃 貴子(きこ)の家の別荘で一緒に夏を過ごしていた7歳年上の永遠子 貴子の母が若くして亡くなり その頃から 会わなくなった2人が25年たって 別荘を手放すための片付けをするため再会することとなった 結婚して母親となった今 幼い頃に遊んだ人と再会して 懐かしい思い出がよみがえるワクワク感 付き合いがまた始まるかもしれない未来 時間の流れはただ歳をとるだけじゃない

7か月前

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ほんのきもち

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_lilysan__

時々、読書

贈りものにまつわる物語。豪華な先生方のお名前がずらり。〝ほんのきもち〟に込められた思いが贈りものの素敵なところです。このお菓子美味しかったから、あの人にも食べてもらいたいなぁ、と、私の場合はそんな軽い気持ちから始まります。相手に喜んで貰いたい気持ちは、知らず知らずのうちに自分の喜びにも繋がっていたり。一緒に過ごす時間だけでなく、離れている時も大切な人達のことをゆっくりと考えたい。お互いにちょっとした幸せをシェア出来ること、それってなんだか楽しい。

12か月前

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